「豚丼」というと、ほとんどの人が北海道を思い浮かべるかもしれない。しかし関東にも、美味しい豚丼を提供するお店は存在する。たとえば、神奈川県発の「里のうどん」のバラ丼もそのひとつ。このお店は、全国丼グランプリの第1回と第2回、2年連続金賞を受賞している実力店だ。
ご飯の上に敷き詰められたキャベツ、さらにその上に、甘辛ダレで仕上げた豚肉がドドン! と乗ったバラ丼は、肉好きなら必食の逸品である。
・大崎の店舗
私(佐藤)が訪ねたのは、東京・大崎にあるお店。この店舗は、JR大崎駅西口を出てすぐのところにある「ニュー大崎ビル」の1階にある。2013年5月にオープンした東京1号店だ。
・食えと言わんばかり
店前には、全国丼グランプリで金賞を受賞したポスターがデカデカと貼り出されている。まるで、コレを食え! と言わんばかりだ。これは食べるしかないだろ!
・生たまごしかないだろ!
注文したのはバラ丼大盛り(890円)に、肉大盛り(220円)。これでガッツリ肉を食える! さらにトッピングで生たまご(60円)を追加でオーダー。温泉たまごもトッピングで注文できたので、生たまごにしようか、それとも温たまにしようか……。散々迷った挙句に、ここは生だろ! 生で行くしかない!! そう決断した。
ウッヒョーッ! 来たよ、来た来た。芳しい香りをまとった丼が姿をあらわしたよ。この匂いだけで、ご飯食えそう~。豚肉についたタレの照りが美しいじゃないか。キラキラと輝いて見えるよ~。
・タレと肉の旨味が押し寄せる
丼はかなりコンモリとしていて、ご飯の量が多く見える。実はふんわりとしたキャベツが、豚肉を押し上げているのだ。豚肉を一切れ食べてみると……。甘辛いタレの味が口に広がって唾液線を刺激する。さらにその後から肉の旨味が押し寄せてくるようだ。コレ、ウマいね~!
シャキシャキとしたキャベツの食感が、豚肉の美味しさを引き立てているようだ。丼の中央に生タマゴを落とすと、その光景はこの世の春を告げているようにさえ見える。なんて幸せな景色なんだろうか……。
・マヨネーズもウマいだろ!
当然ながら生タマゴはトッピングとして最高の仕事をする。これが温泉タマゴであっても、やはり最高の仕事をするに違いない。なぜなら、豚肉とタレの味がしっかりとしているから、どんなトッピングでもドン! と来いなのだ。ちなみに提供されるときに、マヨネーズも付いてくる。マヨネーズかけてもウマいに決まってんだろ、このヤローッ!!
という訳で、関東でウマい豚丼に出会いたいという人は、里のうどんに行ってみることをオススメする。大崎以外に、藤沢市に3店舗あるので要チェック! ついでにオススメすると、肉を食らう丼なら豚大学も「くいしんぼう がぶ」も良いぞ!!
・今回紹介した店舗の情報
店名 里のうどん 大崎店
住所 東京都品川区大崎3-6-17 ニュー大崎ビル1F
営業時間 月〜土曜11:00〜22:00 日曜11:00~15:00
定休日 年始
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24