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人はなぜ辛い食べ物を欲するのか。たしかに、寒い日に辛いものを食べると体がポカポカしてくる。が、それにも限度があるだろ。なぜこんなに辛くしたのか、作った人間に問い詰めたくなる激辛グルメも存在するのだ。

先日、Twitterで辛すぎると話題になったカップ麺がある。「寿がきや食品」から発売されている『麺処井の庄監修 辛辛魚(からからうお)らーめん』だ。激辛マニアでもびびるくらいの破壊力らしいのだが、一体どれほど辛いのだろうか? 怯えながらも、身をもって味わってみたのでお伝えしよう。

・パッケージからヤバめ

『麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん(税抜256円)』は、東京・石神井にある人気店「麺処 井の庄」が監修したカップ麺だ。辛口豚骨醤油スープに魚粉と唐辛子を加えたラーメンで、激辛マニアには有名な商品のようである。

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唐辛子なのか何なのか、赤い粉が山のようにスープに乗っているパッケージ写真の時点で、なにやら正気ではなさそうな気配がプンプンするぞ。

・見た目はやっぱりヤバめ

スープの素を入れ、お湯を注ぎ4分。液体スープを入れるとカップの中が真っ赤になった! 何これ血の池? 一人震えていると、まだ粉末スープが残っていることに気付く。おい、マジか……。スープの上にかけると、赤い粉の山がそそり立った。

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完全に世紀末だろ。まさにSEKAI NO OWARI。しかし、匂いは意外や意外。魚介の香りがして美味しそうだぞ。実は大したことなかったりして。気持ちも軽くなったところで、よく混ぜいただきます。

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・辛いのにウマいけど辛い、でもウマい!

ズルズルッと一口すする。お……? けっこうウマいんじゃない? ズズズッ。うんうん、ウマいよ! 濃厚な豚骨の旨みに魚介の風味。もはや定番だが間違いないウマ……ちょっと待って。痛て、痛ててててて。口の周りが辛さで痛てぇーーぞォォォオオ! でもウマくて箸が止まらねぇぇぇええ!!

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ジワジワと効いてくる辛さに徐々に蝕(むしば)まれつつも、そのウマさに抗えない私(あひるねこ)。編集部メンバーにも食べてもらったのだが、みんな最初は辛いと言いつつ、その次にはウマい! とコメント。ウマさが辛さを上回ってしまうようだ。

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・体調を万全にして臨もう

残った真っ赤なスープを見て、これを飲み干すのはリスキーであると本能的に感じた。が、家に帰るまでが遠足。スープを飲み干すまでがラーメンじゃ! ためらった後、汗だくになりながら一気に完飲。辛いっ……がやはりウマい!

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しかし、胃が空っぽの状態で食べたのが悪かったのだろうか。お腹がジンジンピリピリと燃えるようだ。おそらく、体が「なんかヤバイ奴が入って来た」と騒いでいるのだろう。食べる際は万全の体調で臨むべし。『辛辛魚』、侮れない一杯であった。

参考リンク:寿がきや食品、Twitter #辛辛魚
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん(税抜256円)
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▼完全に世紀末だろ
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▼でも魚介の香りがして美味しそうだ
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▼真っ赤すぎるぞ
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▼辛い!
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▼でもウマい!
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▼辛いけどウマくて箸が止まらねぇぇぇええ!!
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▼和才記者によると、『蒙古タンメン中本』の普通以上、北極以下の辛さとのこと
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▼サンジュン記者「これ辛いわ! でもウマい」 ちなみにシャツは私とおそろである
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▼中澤記者「辛っ!! でもめちゃウマい」
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▼汗だくになりながら完食! 万全の体調で臨むべし
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