2月9日は肉の日である。1年でもっとも肉を食うにふさわしい日、それが肉の日だ。それを記念して、素晴らしい肉の画像を一挙に公開したいと思う。いますぐ白ご飯を用意して欲しい。そして、これらの画像を見ながら、白米をかっ込め!
・肉とは何だ?
そもそも肉とは何か? この機会に肉について、良く考えて欲しい。私にとっては、肉とは単なる食料にあらず。肉は肉体的精神的な支えであり、生活を明るく照らしてくれるもの。いわば地上の太陽だ。肉と歩む人生のなんと心強いことか。
・私をも支える肉
肉を食う楽しみがあるからこそ、私は嫌いな仕事に励むことができる。肉を食う喜びがあるからこそ、嫌な人付き合いに堪えることができる。なんなら働かずに暮らしたいとさえ思っている、この私をも、肉は支えていてくれるのだ。私にもっとも寄り添う友達であり、メンター(指導者)だ。
・肉を食らう喜び
その友達である肉を食らうという、矛盾。これがいまだに人生において消化し切れていない。難しいのは、私の喜びが肉を食らうことで初めて成立するところにある。肉を食わなければ、肉の支えを受けることができないのだ。もっとも寄り添ってくれる肉、指導者として人生を導いてくれる肉。眺めているだけでは、その役割を果たさない。それが肉なのである。
・肉への誓い
思えばこれまでの人生、これほどまでに私の近くで、常にワクワクさせてくれるものがあっただろうか? 肉、肉、肉、ああ肉よ。お前はどこから来てどこへ行こうとしているのか? そして私と共に歩み、何を問い、何を答えるというのか? 肉が肉であるように、私は私であることをここに誓う。
肉よ、肉よ、ああ肉よ。ここに、お前に告げておきたいことがある。それは、これまでと同じように、これからも共に歩むことを。肉よ、肉に感謝を。ありがとう、肉……。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24