現在、JR東日本「帰ってきた! 我らのウルトラマンスタンプラリー」が絶賛開催中だが、読者のみなさんはどれくらいスタンプが集まっただろうか? 終了までまだひと月以上あるから、どうかマイペースにスタンプ収集に励んでいただきたい。
それはさておき、先日スタンプラリーに参加してふと気付いたことがある……。それはウルトラマンタロウ放送回の「サブタイトル」が、どれもこれもぶっ飛びまくっているということ。そこで今回は、脱帽せずにはいられない天才的サブタイトルをTOP5形式でお伝えしたい。
・センスあふれるものばかり
1973年から1974年にかけて放送された「ウルトラマンシリーズ」第5作、全53話からなるウルトラマンタロウ。リアルタイムで見たことが無い人でもその名を知らない人はいないであろう、知名度抜群のウルトラヒーローである。
そんなウルトラマンタロウだが、今になってサブタイトルを見返すと「ん? ……んんん!?」と、ヒーロー系のサブタイトルとは到底思えないものがズラリと並んでいる。今回はインパクトが強いタイトルを中心に、独断と偏見でTOP5を決めてみたぞ。
・第14話:「タロウの首がすっ飛んだ!」
言うまでもなく、ウルトラマンタロウの主人公はウルトラマンタロウである。その首がすっ飛んだということは、普通ならば番組終了であろう。センセーショナルかつポップな仕上がりに、天才的センスを感じずにはいられない。
・第12話:「怪獣ひとり旅」
ウルトラマンタロウのサブタイトルには、タロウ目線ではなく怪獣目線のものも多い。そういったタイトルの時、当時の子供たちはどんな感情で放送を見ていたのだろうか? ちなみに第23話「やさしい怪獣お父さん!」も秀逸だ。
・第38話:「ウルトラのクリスマスツリー」
12月21日に放送されているから、クリスマスシーズンを狙ったことは推測できる……が、思い切りが良すぎる! シンプルかつ大胆な構成は、流石としかいいようがない。
・第43話:「怪獣を塩漬にしろ!」
先生! もう意味が分かりません!!
・第36話:「ひきょうもの! 花嫁は泣いた」
本当にこれはウルトラマンのサブタイトルなのだろうか? ここからどうやってタロウと怪獣の対決になっていくというのか? 日暮里駅に設置されているスタンプ台を見た瞬間、体に稲妻が走った会心のサブタイトルである。
ちなみにこの回に登場する怪獣は、「ねこ舌星人 グロスト」だというから、一般的な思考しか持ち合わせていない筆者には理解が及ばない。
その他「東京の崩れる日」「怪獣の虫歯が痛い!」「ゾフィが死んだ! タロウも死んだ!」「あぶない! 嘘つき毒きのこ」……などなど、天才すぎるサブタイトルが目白押しだから、興味がある人は一度調べてみると面白いだろう。あまりのセンスに寒気すら感じるハズだ。
参照元:Wikipedia
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼その他をチョロッとご紹介。これも天才的。
▼「怪獣ひなまつり」って……。
▼うん! できるよな!! ウルトラマンの存在全否定だけどな!
▼ちなみに、昨年見た中でもナンバーワンはこれ。「育てよ! カメ」