薄くて軽いスマホやタブレット等が普及し、場所を選ばずにネットの閲覧やビデオ鑑賞等が楽しめるようになった現代。でも、やはり文字入力やネットの閲覧には、本物のキーボードと大きいディスプレイのほうが使いやすいという方も多いのではないだろうか。
今回は、そんな方にも朗報となるかもしれない「キーボードPC」という製品についてお伝えしたい。2016年1月に発売予定となっているこの商品、接続するだけでテレビをパソコンに早変わりさせる便利なキーボードなのだが……ネットでは早くも様々な声が挙がっているのだ。
・「キーボードPC」とは
PCメーカー「テックウインド」から発売予定となっている「キーボードPC」は、その名の通りパソコン内蔵型のキーボード。前述の通り、テレビやディスプレイに接続するだけで、パソコンになってしまうという優れもので、価格は2万円台を予定しているそうだ。
・1980年代に流行した製品と同じアイデア
この商品が現在、ネットで大きな話題を呼んでいる。なぜなら、便利そうだからというだけでなく、1980年代に世界中に普及した「MSX」というコンピューターに似ているからなのだ。
なんとこの「MSX」、「キーボードPC」と同じく、テレビと接続して使用するコンピューター内蔵型のキーボードだったのである。約30年ほど前に流行したMSXを懐かしむ声も含め、ネットでは様々な意見が挙がっている。
・ネットの声
「キーボードPCとか30年以上前に戻ったみたいだな」
「MSXだな」
「時代が一周した!キーボード一体型のPCってMSX以来?」
「古くて新しいPCの形」
「ある意味、昔のFM-7やMSX機っぽくてソソる」
「次に登場するのはきっとマウスPCだな 」
「タイプの振動でクラッシュしそう」
「ドリンクこぼしたら一発アウトだな」
「キーボードカバーかけたら大丈夫かな」
「テレビ用にはコレが良い!」
「文章打ち込み専用ならありかな…」
「2万ならお試しで買っても良いかも♪」
確かに、キーをタイプした時の振動による影響や、飲み物をこぼしてしまった時のことを考えると心配にはなるが、コンパクトでありながらセッティングも簡単で、価格が2万円台ならば、これはなかなかお手頃な商品とも言えよう。
さあ果たして、この「キーボードPC」がパソコンの新しいスタンダードとなる日が来るのだろうか。とにかく来年の発売が楽しみだ。