白雪姫が毒入りリンゴ、加藤清正が毒入りまんじゅうを食べさせられたというように、昔から「毒入り○○」は存在していたようだ。もちろん多くの人が「毒入り○○」を、見たことも食べたこともないだろうが、一体「毒入り○○」はどんな見た目なのだろうか?
そこで今回は、「一番毒入りっぽく見える焼酎」を作ってみることにした。焼酎であることの意味は……ない。毒っぽい色を出すのは意外と難しく検証は難航したが、結論から言うと、かき氷のシロップ「イチゴ」と「ブルーハワイ」を混ぜると、一番それっぽいことが判明したぞ。
・毒っぽい色とは?
まず、「毒っぽい色」の定義をしたい。例えば、真っ黒なリンゴを白雪姫が食べただろうか? 例えばドクロマークの入ったまんじゅうを加藤清正が食べただろうか? どちらも答えはNOである。今回追い求めたには、「怪しいけど思わず口に運びたくなる美しさ」のある色だ。
・かき氷のシロップで色付け
また、今回はあくまで色だけの検証なので、味や成分については考慮しないものとする。考え抜いた結果、鮮やかに色付けだけするのなら「かき氷のシロップ」が最適という判断になった。果たして、焼酎を一番毒入りっぽく見せるのは、何味のシロップなのだろうか?
・それぞれ注いでみると……
より雰囲気を出すために、シャンパングラスに注いだ焼酎に、イチゴ・レモン・ブルーハワイ・抹茶のシロップをそれぞれ投入。かなり毒々しくなることを期待したが、結果的にはどの焼酎も可愛らしく、メルヘンな仕上がりになってしまった。……これは毒入りではない。
……が、ものは試しでイチゴとブルーハワイのシロップを同時に注いでみると……魔女色キターーーーーーーー! これぞ大人の毒色!! セクシーさすら感じる艶やかなバイオレットブルーは、まさにポイズンッ!! これなら怪しいと思いつつも、誘惑に負けて口に運んでしまうに違いない。
・飲めなくはない
ちなみに味は「かなり甘いけど飲めなくはない」ことも判明した。その妖しい色彩は、忘年会やクリスマスパーティーなどの罰ゲーム用にピッタリだから、興味がある人はぜひ試してほしい。ただし、旦那さんにコッソリ飲ませたりしちゃいけないぞ!
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼焼酎とかき氷のシロップを使って検証。
▼焼酎にシロップを注ぐ。
▼あらやだ、可愛くなっちゃった。
▼こういうことじゃないんだよな……。
▼が、イチゴとブルーハワイを混ぜると魔女色キターーーーーーーー!
▼妖しい! そしてセクシー!! これは完全に「毒入り焼酎」やで!
▼ちなみに味は、かなり甘いけど飲めなくはなかった。