野球で走者が出ると、見どころになるのが投手と走者の間で生まれる駆け引きだ。走者は先の塁を目指して投手を揺さぶる。一方の投手は走らせないように警戒。あわよくばけん制でアウトにしようと試みる。
そんな両者の火花が散る場面は、見ている方まで手に汗握るものだが、韓国球界で「どう見ても痛すぎるけん制」が起きていたのでご紹介したい。一体、どのような形のけん制だったのか。その詳細は次の通りだ!
・タイミングは完全にセーフ
動画には、走者を一塁に背負った投手がけん制をする様子が収録されている。ゆったりとしたモーションで投げるため、タイミングは楽々セーフ。もはやタッチさえする必要もないくらいなのだが……次の瞬間に事件は起きる。
・意表をついたタッチプレー
なんと捕球した選手は、走者の股間をグローブでタッチ! しかも審判から見えない絶妙な角度で急所攻撃してくるのである! 男性ならわかるだろうが、不意を突かれた急所攻撃ほど痛いものはない。こ、これは悪質すぎる……。
・2年連続50本塁打
ちなみにけん制で思わぬダメージを負った選手の名前は「パク・ビョンホ」。韓国球界で初となる2年連続50本塁打をマークした強打者で、11月8日より開催される『プレミア12』で中軸を担う選手だ。
・来季からMLBに挑戦予定
現在29歳の彼は、2012年に打撃の才能が開花。シーズン31本の本塁打を放つと、ここ2シーズンは連続で50本塁打を記録し、韓国球界屈指の強打者に成長した。来季からはMLBでプレーする予定の打者なので、初戦で韓国と対戦する日本は警戒したい選手だ。
▼歩いて戻ってもセーフなくらい余裕だが……
▼いきなり急所にタッチ!
▼これは痛そうだ……
▼動画はYouTubeで見よう!
https://www.youtube.com/watch?v=HPPL8WoBdcc