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世の中には、「隠し機能」と呼ばれるものがある。iPhoneやAndroid、Googleなどの検索エンジン、または家電などに仕込まれていることが多く、言ってみれば開発者の “遊び心” の結晶だ。

今回、私は偶然にもそんな「隠し機能」の1つを発見することに成功したので報告したい。それがまた……周囲に人が多い場所では絶対に試したくない、超シークレットなヤツだったのだ。

・スラング専門の英語辞書サイトで発見

その超シークレット機能を私が発見したのは、スラング専門のオンライン辞書サイト『Urban Dictionary』。以前の記事で、「おならを意味する261通りの英語表現を掲載している」と紹介したサイトである。

では、問題の「隠し機能」はどうやって確認するのかというと……その方法は以下の通りだ。

【Urban Dictionaryの隠し機能を確認する方法】

手順1:Urban Dictionaryで「Fart」(屁)を検索する
手順2:出てきたページの発音ボタンを押す

そう、発音ボタンをクリックするだけなのだ。隠し機能と言うには、あまりにもシンプル。ちなみに、発音ボタンとは、外国語の辞書サイトによくあるヤツで、押すと正しい発音が流れてくるアレ。英語であれば「アェッポー」とか「レイディオ」など、ネイティブの発音を確認できるボタンのことである。

・斜め上すぎた “正しい発音”

今回、私は「Fart」(屁)と検索したのだから、ネイティブのバリバリカッコいい発音で「ファート」と流れてくるのかと思いきや……! 全く予想していなかった音声に、私は自分の耳を疑った。それと同時に少し臭った……ような気がした。

ここまで書けば、どのようなものかは予想がついた人は多いだろうが、その衝撃は是非とも実際に自分の耳で味わってくれ。参照元の『Urban Dictionary』から発音ボタンをクリックすれば、簡単に確認できるぞ。

・人がいる場所ではイヤホン必須

なお、この隠し機能は色々な意味でシークレットなため、人が多い場所ではなるべく試さない方がいいだろう。どうしても周囲に人がいる場合は、イヤホン必須! 

それにしても、一体なぜこのサイトの開発者は、このような機能を仕込んだのだろうか? そして音の主は誰なのだろうか? 詳しいことは分からないが、屁に対する愛が人一倍深い開発者であることは間違いない。

参照元:Urban Dictionary(英語)
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.