海外旅行でも国内旅行でも、あなたは通常何クラスに乗ることが多いだろうか? 私(筆者)はもっぱらエコノミー! なぜか一度だけ、エコノミーよりもビジネスの方が安かったことがあり、ビジネスクラスに乗ったことがあるが……あれは一体なんだったのだろう(遠い目)。

それはさておき、エコノミー席に座って長距離を移動するのはとってもツラいもの。十何時間もあの狭い座席で座りっぱなしで、歩くのはトイレだけ……。そりゃあエコノミー症候群にもなるってものだ! だがしかしこの度、「エコノミークラスで長距離移動するのに適した航空会社10選なるものが、発表されたというではないか!! どんな航空会社が入っているかな?

・シートピッチやサービスの良さで選出

今回ランキングを発表したのは Airline Ratings.com 。以下のポイントを基準に “長距離移動するならここがオススメよ” と10の航空会社を選び出してくれたのだ!

・シートピッチが約78センチ〜約86センチある
・シートを約15センチ倒すことが出来る
・無料の食事&飲料サービスが豊富
・エンターテイメント機能の充実
・ブランケットや枕などのアメニティの充実

それではトップ10に選ばれた航空会社を発表したい。ちなみに順位はついておらず、掲載はアルファベット順となっている。

【エコノミークラスが長距離移動に適している航空会社10選】
・ニュージーランド航空(ニュージーランド)
・キャセイパシフィック航空(香港)
・エティハド航空(アラブ首長国連邦)
・エバー航空(台湾)
・JAL 日本航空(日本)
・大韓航空(韓国)
・カンタス航空(オーストラリア)
・カタール航空(カタール)
・シンガポール航空(シンガポール)
・タイ国際航空(タイ)※カッコ内は航空会社の拠点

──以上である! そういえば2015年6月に発表された「機内が清潔な航空会社トップ10」でも、1位エバー航空、2位シンガポール航空、4位キャセイパシフィック航空、7位 JAL 、9位大韓航空が入っていたりと、今回のトップ10と半分重なっているぞ! 一時が万事というか、これらの会社は清潔や快適さなど顧客目線でシッカリと現場を見つめているようだ。

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・「私たちのお気に入り航空会社」

また Airline Ratings.com は、「編集員のお気に入り航空会社」も発表しており、エコノミー部門ではニュージーランド航空、エティハド航空、シンガポール航空、タイ国際航空が選ばれている。選出理由は下記の通りだ。読んでいると、何だか乗ってみたくなるぞ!

ニュージーランド航空:フルーツサラダやジャム付きのスコーンが出るのが嬉しい。何より忘れてならないのが、ニュージーランド航空が独自に開発した話題の「スカイカウチ」だろう。エコノミー座席が水平なソファ状態になり、ゆったり眠ったりくつろいだりと大人気。

エティハド航空:食事が素晴らしい。3つのメインコースから選べて、温かいデザートまで付いている。常時接続できる Wi-Fi 有料サービス。映画からゲーム、ライブチャンネルとエンターテイメントが充実した「E-BOX」。座席ピッチも広々としている。

シンガポール航空:食事からエンターテイメント、セルフサービスのスナックバー、パッド入りの座席にはフットレストや大判のブランケットが完備……と様々な面で素晴らしさを発揮。多くの人に愛されるエコノミークラスといえば、シンガポール航空だろう。

タイ国際航空:美しい客席、たっぷりの食事、質の高いサービス、幅広いエンターテイメント、そして低価格。エコノミークラスの優等生、それがタイ国際航空だ。

ということで次の旅行のときにでも、参考にしてみてはいかがだろうか? 私(筆者)は、ニュージーランド航空の「スカイカウチ」はいつか体験しようと心に決めた次第だ!

参照元:Airline Ratings.com[1][2](英語)地球の歩き方 ニュージーランドの歩き方エティハド航空
執筆:小千谷サチ
Photo:Rocketnews24.

▼ニュージーランド航空 2015年10月1日から日本出発便より燃油サーチャージを廃止だって!?

▼キャセイパシフィック航空(香港)人気者だね!
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▼エティハド航空(アラブ首長国連邦)実はJFK空港でネコを逃がしてしまったのもエティハド航空

▼エバー航空(台湾)これはキティバージョンの機体だ!
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▼JAL も堂々のランクイン!!
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▼大韓航空(韓国)にお世話になる人も多いのでは?
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▼カンガルーがトレードマークのカンタス航空(オーストラリア)

▼カタール航空 シンボルマークはアラビアオリックスという動物なんだって!

▼シンガポール航空では、このクマさんが人気者っぽいよ

▼紫色が印象的なタイ国際航空