野球の魅力はさまざまだが、誰しもが思い浮かべるものといえば、ゆっくりベースを一周しても得点を奪えるホームランであろう。打った瞬間に観客は総立ち……ソレとわかるホームランは、いつ見てもかっこいいものがある。
ホームランは確かにいい。しかし、打った後にこれまたかっこいい動作があることをご存知だろうか。こだわりを持って投げる選手がいれば、それを待っている隠れファンも多い……そう、バット投げだ。
・かっこいいバット投げ46連発
ということで、かっこいいバット投げをご紹介したいのだが、動画「Best Bat Flips Ever」には、惚れてしまうほどの投げっぷりが厳選収録されている。その数、実に46。草野球からメジャーリーグ、さらには日本プロ野球の映像もあるぞ。
・バットアーティストたちの共演
どれもこれもかっこいいが、身近な存在であるプロ野球のものは実にイイ。日本代表監督の小久保裕紀氏、カープの新井貴浩選手、ソフトバンクの吉村裕基選手、さらには先日引退を発表した小笠原道大選手のバット投げ……と、バットアーティストたちが顔を揃える。
もちろん、バット投げ界のキング・ノリさんこと中村紀洋選手も登場する。ホームランが魅力の選手であったが、バットを投げる練習までしていたのは有名な話。その投げ方は何度見てもかっこよく、美学さえも伝わってくるほどだ。
・投手と打者が一体となると最高
ちなみに希有な例として、投手と打者が一体となり、生み出す最高の芸術もある。例えば2005年の「江尻 vs 小久保」の名勝負がそう。バット投げとグラブ投げが混同したシーンは、まれに見る芸術として今も語り継がれているぞ。
・バット投げは新たな楽しみとなる
2015年の野球シーズンも残すところあとわずかだが、打球だけでなく投げられたバットの行方にも注目して欲しい。選手によって投げ方もさまざまであるため、きっと新たな楽しみが増えるはずだ。