華やかだが狭き門である「アナウンサー」。アナウンサーになれる人というと、早稲田や慶応など有名校出身で―、女子なら容姿端麗、ミスコン総ナメ、運動部のマネージャー経験者……というイメージはないだろうか。
さて、私事で恐縮だがアナウンサーになる人のイメージは、私・沢井メグには1ミリも当てはまっていない。清々しいほど当てはまっていないので、遠い世界の話だと思っていました。だが、しかし!!
いま、『5時に夢中!』などでお馴染みのTOKYO MXで、ちょっと変わったアナウンサー募集が行われているらしい! とにかくクレイジーな人を探しているというのだ。年齢は20歳以上~上限なし! ナニッ!? リア充エピソードはないが、クレイジーさなら負ける気がしない! アラサーだが応募することにした。
・TOKYO MXが期間限定アナを募集
2015年9月、TOKYO MXで募集がスタートしたのは開局20周年企画の「アニバーサリーアナウンサー」だ。しかも、タダのアナウンサー募集じゃないようだ。募集ページにはこんなことが書かれている。
『とにかく「9(ク)レイジー」なヤツだ。
MXをむしろ利用してやろうくらいの気持ちで、熱い気持ちをぶつけて来い!』(募集ページより引用)
しかも、アナウンス部長としてカンニング竹山さんが、直接面接してくれるらしいぞ! マジかよ!! TOKYO MXも、かなりガチで “9レイジーなアナウンサー” を求めているようである。
ちなみに “9レイジー” とはTOKYO MXの「9ch」と「クレイジー」をかけているとのこと。今回、求める人材は「9レイジーなエピソードを持っている人」「TOKYO MXの開局20周年を一緒に祝ってくれる人」だという。
クレイジーさなら誰にも負けないのがロケットニュース24。その濃ゆいメンツの中で、戦っている私は、それ自体がクレイジーなはず! お祝い事も大好きだ!! これは応募するしかない。
・応募してみた
さっそく、エントリーシートをプリントアウトすると、結構ガチで笑った。「生きてきたなかで最も9レイジーなエピソード」という項目に最もページが割かれていたので、やはり美女とかイケメンとか、キラキラ系リア充エピソードより、クレイジーさの方が重視されているようだ。
さっそく、ロケットニュースでのエピソードを徒然(つれづれ)なるままに書いて終了。会社でドヤ顔写真を撮影してもらい、あとは〆切の9月24日までに郵送するだけだい!
・面接に備えて「アナウンサー検定」をやっておく
さて、面接では何を聞かれるのかは不明だが、10月31日~11月1日の2日間だけとは言え、“アナウンサー” には違いない。特設ページに、「アナウンサー検定」なるものがあったので、挑戦してみた。
表示された言葉の “正しい読み方” を瞬時に答えるというものなもだが、これが意外と難しい。
チャレンジの結果は……7段! 放送研究会レベル!! アナウンス部長のカンニング竹山さんに「何も研究できとらん!」と怒られてしまった。ま、まだ、日はあるから……みっちり「アナウンサー検定」で特訓しておきますから!!
とにかく、サイは投げられた。この募集自体がクレイジーなようにも思えてきたが……自分の選考結果もそうだが、それより、どんな人が選ばれるのか気になって仕方がない。
参考リンク:TOKYO MX『アニバーサリーアナウンサー募集』
執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
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