お盆休みに突入し早くも帰省ラッシュが始まっている。やはりお盆といえば、故郷に帰ってのんびりしようと考える人が多いようだ。その一方で、休みを使って東京に遊びに来るという地方の人も少なくないはずである。都内の観光地は外国人観光客も多い、どこに行っても人だらけ。
・ハチ公を撮ろう!
特に観光スポットのひとつに数えられる渋谷は、普段と変わらず人! 人! 人! せっかく忠犬ハチ公の記念撮影をしたいと思っても、撮影待ちの人だらけでなかなか撮影できない。そこで田舎の人向けに、ハチ公を撮影するポイントをお教えしよう。
・早朝を狙え!
ハチ公は待ち合わせのスポットとしても活用されている。したがって、人が集まる時間に行っても、思うように撮影することができないはずだ。そこで渋谷に行く時間をずらすことをおすすめする。早朝であれば、天下の渋谷交差点といえども意外と人通りが少ない。
深夜バスで渋谷に着いたらそのまま直行。東京・品川・新宿あたりに着いたら山手線で渋谷を目指し、ハチ公前に行けばOKだ。
・遠慮は無用
とにかくいつでも人だかりができているので、遠慮しているといつまでも撮影チャンスは回ってこない。しかも列らしい列はないので、誰かの後ろに並んでいても意味がない。都会の雰囲気に飲まれて気おくれしてしまう気持ちはわかるが、遠慮なくズイズイと前に出てカメラを構えてしまおう。すると、周りが遠慮して撮影の機会を得ることができるぞ。
・「撮ってもらっていいですか?」と言ってカメラを渡してしまえ
先に述べたように、列がない。順番らしいものがない。そこに来た人が勝手にジャンジャン撮っている。遠慮なく撮影したいところだが、そのきっかけがつかめないという人は、近くの人にカメラもしくはスマホを渡して「撮ってもらっていいですか?」と言ってしまおう。すると、「あ、次はこの人だ」という空気が流れて、自然と撮影しやすくなるはず。
ただし、まかり間違っても持ち逃げする雰囲気の人を相手に選んではいけない。大人しそうな女の子ならまず間違いないだろう。
・夜はやめておけ
上記を踏まえつつ、夜の撮影だけは絶対におすすめしない。日中にも増して人がいるだけでなく、居酒屋のキャッチもわんさかいるので、うかつに声をかけられて、断ることができなかったら無駄にお金を使う可能性も否めない。夜の渋谷は何かと厄介なので、基本的に近づかない方がおすすめである。
以上、田舎の人向けのハチ公をスムーズに撮影するポイントだ。これらを参考に盆休みをエンジョイして頂きたい。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
▼日中はいつでもこんな感じで撮影する人が後を絶たない