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2015年7月26日に、幕張メッセで開催された世界最大級のガレージキット・模型のイベント「ワンダーフェスティバル2015[夏]」(以下:ワンフェス)。今回も芸術品レベルのフィギュアや、アイディア勝負のオモシログッズが、所狭しと会場を埋め尽くしていた。

今回は中でも筆者が、「ウホ! 超カッコE!!」 となったフィギュアを5つまとめてご紹介したい。そのどれもが芸術品レベルの完成度であり、手に入れたらお宝になること間違いなしの、ハイパークオリティフィギュアだぞ!

・ワンフェスの魅力

まずは「ワンフェスって何? よくわからない」という人に、ざっくりとワンフェスの概要をお伝えしたい。ワンフェスはフィギュアや模型の祭典のことで、その最大の特徴はメーカーはもちろん、個人レベルの出展が可能なこと。

メーカーのフィギュアや模型を目にする機会は多いが、個人や小さなメーカーが作るフィギュアを見かける機会はそうそうない。だが彼らが情熱を注ぎまくったフィギュアは、時にメーカー製のフィギュアを凌駕するほど素晴らしい完成度なのだ。
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・GEKOKUJYOU「春麗」

GEKOKUJYOUの伊藤嘉紀氏が手掛けた「ストリートファイターⅡ」の人気キャラクター・『春麗』の完成度はマジでヤバかった。クールな表情、リボンやチャイナドレスのなびき具合、足の筋肉など、まさに春麗愛にあふれた傑作といえる。ストⅡファンならいつかは欲しい逸品。
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・XPLUS TOYS「魔人ブウ」

これまで数えきれないほど多く立体化されてきたドラゴンボールであるが、個人的にはまだ「傑作」は出ていないと考えている。だがこの魔人ブウは、再現度は当然として、その大きさもドラゴンボールフィギュア史上最強の傑作となる可能性を秘めていると感じた。
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・クラシックモダン「島村ジョー」

こちらも数多く立体化されてきた「サイボーグ009」であるが、ここまで大きなサイズはなかなか見ない。石ノ森章太郎先生独特の「温かみのある表情」や、009最大の特徴である「マントのなびき方」など、非の打ちどころがない。世代の人ならば胸アツすぎること間違いなしのお宝フィギュアといえる。
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・プライム1スタジオ「バットマン」

以前のワンフェスで「トランスフォーマー」や「ミュータント・タートルズ」の超絶カッコいいフィギュアを展開していた同社が、新しくリリースしたのがゲーム「アーカムナイト」をモチーフにしたバットマン。細部の再現度の高さは言うまでもないが、ハードでダークなバットマンの雰囲気がヒシヒシと伝わってくる。
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・海ねずみ「鉄人28号」

アニメではどこか可愛らしさを感じる「鉄人28号」だが、この作品は可愛らしさを極限までそぎ落とし、シリアスでハードな鉄人28号となっている。正直筆者は、鉄人28号世代ではないが、今回見たフィギュアの中で一番シビれた。圧倒的なブリキ感はどこまでも力強く、まさに芸術品と呼ぶにふさわしいフィギュアである。
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その他にも、多くのカッコいいフィギュアが広大なスペースに並べられており、一種の宝探し気分が味わえるのもワンフェスの魅力である。次回の開催は半年後の予定だから、興味がある人は一度足を運んでみてほしい。

参考リンク:WONDER FESTIVAL
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼GEKOKUJYOUの「春麗」。服のなびき方とかヤバい。
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▼ピンクもあるよ!
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▼XPLUS TOYS「魔人ブウ」。この大きさがイイよね!
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▼セルも良さそうだ!
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▼クラシックモダン「島村ジョー」
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▼マントがヤバい!
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▼プライム1スタジオのバットマン。
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▼プライム1スタジオは、相変わらず再現度がハンパない!
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▼この大きさ!
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▼映画「ダークナイト」のジョーカーもあった。
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▼こちらもデカい!
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▼バットモービルも大きい!
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▼バットガール風のお姉さんもいたぞ。
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▼海ねずみの「鉄人28号」。カッコよすぎるぅぅぅううううううう!!!
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▼この圧倒的ブリキ感! シリアスさがたまらん!!
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▼いつか絶対に買う! ちなみに3万円だが売切れていたぞ。
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▼宝探し感覚を楽しめるのも、ワンフェスの魅力だ。機会があればぜひ足を運んでみよう。
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