サッカーは何が起きるかわからないスポーツだ。ブラジルが大敗することがあれば、下剋上もあり、後半ロスタイムに奇跡だって起きる。何なら得点する気ゼロな選手がゴールを奪うこともあり得る。
ということで今回は、そんな「得点する気ゼロな選手が決めたゴール」をご紹介しよう。そのシーンは、『スカパー!Jリーグ公式チャンネル』が公開した動画で確認することができるぞ!
・J2の試合
珍プレーが生まれたのは、2015年7月12日に行われたJ2の第23節・カマタマーレ讃岐 vs ツエーゲン金沢でのこと。1−0で迎えた前半40分、ツエーゲン金沢が相手ペナルティーエリア外のサイドでフリーキックを獲得した場面である。
キーパーの頭上を越えるボールから折り返し、相手を揺さぶって得点を狙うツエーゲン金沢。対するカマタマーレ讃岐は必死のディフェンスだ。そして木島選手(讃岐)がこぼれ球を大きく外へクリアしようとしたところ、珍プレーが炸裂した。
・クリアボールが当たってゴール
その一連の流れを簡潔に説明すると、次のようになる……
こぼれ球を外へクリア → チャ・ヨンファン選手(金沢)のカカトを直撃 → ボールはゴールマウス方向へ → キーパーの届かないギリギリの位置を通ってゴール
……といったように、なんとゴールをまったく見ていないにもかかわらず、ボールはゴールマウス内へと吸い込まれてしまったのである!! こ、これはめずらしい……!
・引き分けで終了
なお試合の方は、後半7分にカマタマーレ讃岐がリードするも、後半31分にツエーゲン金沢が追いつく展開。結果、2−2の引き分けで終了し、12日の時点でカマタマーレ讃岐は15位、ツエーゲン金沢は3位につけている。
▼珍ゴールは1:06〜
https://www.youtube.com/watch?v=4sfNOT17kj4