バレない程度にお腹をへこませて……パシャリ! ──自撮りをするとき、もしくは誰かに自分の写真を撮られるときに、ちょっとでも自分をスリムに見せようと そうやって “頑張った” 経験がある人は多いのではないだろうか。

そんな人に、今ネット上で話題を呼んでいる「簡単に見た目の印象を変える自撮りテク」を紹介したい。実際に撮った写真を見比べると……確かに違う! 表情が変わっているから顔の印象が違うのは当然にしても、ボディがなんかカッコイイ! ダイエットのビフォーアフター写真みたいになってるやん!!

・自撮り写真は真実を物語らない

話題の方法を公開したのは、イギリス・ロンドン在住で、個人インストラクター兼フィットネスブロガーのソフィア・ケイさん。彼女は、自身のブログ内で、「フィットネスにまつわる主な5つの思い違い」を取り上げている。

そのうちの1つが、『自撮り写真は真実を物語る』。彼女によると「完璧な自撮り写真を作り出すにはいくつかやり方がある」のだとか。つまり、自撮り写真は真実を物語らない! 悪い言い方をすれば、ゴマかし方がいくつかあるという。

・やり方は超簡単

そして彼女は、「こんなに印象が変わる。だから体型なんて見せ方次第でどうにでもなるのよ」と言わんばかりに、自身の2つの写真をアップ。同時に、やり方を以下のように述べている。

その2枚の写真が撮られた合間の3分間に私がしたことは、シーリングライトを消したこと、よりフィットする下着を着用したこと、ベストなアングルを見せられるよう体を少し横に傾けたこと、そしてもちろん(Instagramの)フィルターを使用したこと、それだけです。

写真を見ると、右側のボディの方が左側よりも引き締まって見える。まるで肉体改造に成功したかのようだ。

・残りの4つの思い違い

ちなみに、ケイさんが指摘している残りの思い違いは、『健康で元気でいるためには腹筋が割れてないといけない』『個人インストラクター兼フィットネスブロガーは聖人のような生活をしている』『運動は簡単』『とても速く走る能力が求められる』の4つ。

彼女は、割れた腹筋を目指して、または維持しようとして体脂肪率を低くしようとすれば、生活上の支障や健康上の弊害も考えられること、個人インストラクター兼フィットネスブロガーである彼女自身、ピザが大好物なことや、決して速く走れる訳ではないこと、また、楽に運動する方法などないことを述べている。

・「痩せなければ」と思い込み過ぎているときにも

とにもかくにも、自分のボディをカッコ良く撮りたいという人は、彼女の自撮りテクを試してみてはいかがだろうか。また、「痩せないと」とあまりにも強く思い込み過ぎている場合は、彼女の2つの写真を見て、「いくらでもゴマかせるわい!」と気楽に考えてみるのもいいかもしれない。

参照元:Twitter @sophieakayfitlogyMetro(英語)
執筆:和才雄一郎