野球は何が起こるかわからないスポーツである。9回2死からの大逆転があれば、信じられないようなことが本当に起きてしまう。真剣勝負で好プレーが生まれる裏では、珍プレーだって生まれるものだ。
そんな珍プレー好プレーは野球ファンでなくとも楽しめるものだが、先日の試合で奇跡としか言いようのない珍プレーが起きたので、動画「【プロ野球パ】まさかの1球!? 死球が3人に命中 2015/05/10 H-E」と合わせてお伝えしたい。
・先日の試合
奇跡が起きたのは、2015年5月10日に行われた福岡ソフトバンクホークス vs 東北楽天ゴールデンイーグルスの試合。迎えた2回表、打席には楽天の6番・ペーニャ選手、マウンドにはスタンリッジ投手といった状況だ。
・一連の流れ
動画を再生すると、内角に構えた鶴岡捕手のサインに首を縦に振って投球するスタンリッジ投手を確認できる。そしていざ振りかぶって投げた次の瞬間! ボールはペーニャ選手を直撃。見ている方まで痛そうな光景となるのだが……
なんとペーニャ選手に当たったボールはピンポン球のように跳ね、鶴岡捕手の左腕に当たったかと思えば、審判の左胸にも直撃! わずか1球で3人が死球を食らう珍プレーが炸裂してしまったのである!!
・ネットの声
「これヤバいなww」
「こんなことあるんだ」
「今年の珍プレー確実かなw」
「珍しい事もあるもんだなぁ」
「最初に当たった奴が一番なんともないという」
「すげえ。捕手と球審のリアクションが素直でいいね。」
……といったように、1球で3人にぶつけたまさかの投球にネットでは驚きの声が多く見られた。また、最初に当たったペーニャ選手が一番痛そうにしていないというコメントも多かったぞ。
つい笑ってしまうような珍プレーだが、3人が無事で何より。ちなみに試合の方は、李大浩選手と松田選手の3ランホームランで効果的に得点を奪ったソフトバンクが、10−1で勝利している。