【激安海外】航空券&宿代込み5万円でベトナムを満喫できるかやってみたら77円あまった! 宿はバックパッカーもビビるレベルのベトナム式カプセルホテル(その3)
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2日目、まずは起床後のフレッシュジュースである。東南アジアといえば、やはり新鮮な果物の生ジュース! 店員さんがオススメしたのはマンゴージュースで、価格は25000ドン(約139円)。さも当然のごとく、当たり前に美味しい。マズイわけが無いという感じだ。気分もフレッシュになったところで、次に攻めるのはフォーである。

・バイタクのオッチャンがおススメしたフォー屋さん

ベトナムのフォーは、日本でいうところの「そば」みたいなものだろう。立ち食いそばもあるし、名店もある。もしも日本で外国旅行者に「安くて美味しいおそば屋さんを教えてください」と聞かれたら……あなたなら、どう答えるだろうか。

そのへんにいたバイタクのオッチャンに、「安くて美味しいフォー屋さんを教えて」と聞いたところ、しばし悩んだ末、彼がオススメしてきたのは、ベンタイン市場近くにある『フォー2000』というお店だった。11142160_1415422718766588_1522584835_n_500px

オッチャンが「決して激安ではない。でもマジで美味い。地元民もよく来る有名店だ」と言っていた通り、このお店のフォーは若干高めの67000ドン(約372円)。安いフォー屋さんなら20000ドン(約100円)で食べられるが、オッチャンが損得関係なく自信を持ってオススメするのだから信じてみることにした。IMG_1105_500px

店内には地元民はもちろん、外国人旅行者も多数いる。やっぱり有名店なのかな……? 注文してからしばらくすると、ホッカホカのフォーがやってきた。そしていざ一口食べてみると……お……おぉ……これは……ザットゴン(うまい)!11111397_914912155241082_380565466_n_500px

なんというか、繊細! 麺が繊細! 麺舌触りが、ちょっぴりザラザラしていて、透き通ったスープもまた美味し! 今まで食べてきたフォーの中では、ダントツでナンバーワンのフォーである。オッチャンやるじゃん!zattogon

──それもそのはず、ぐるりと店内を見回してみると、雑誌や新聞に載りました的な切り抜きのほかに、「クリントン大統領も食べに来ました」と、当時の写真が飾ってある! かのアメリカ大統領に食べさせても大丈夫な、庶民的なフォーの店……それがフォー2000なのであろう。ちなみにチェーン店らしい。IMG_1100_500px

あまりにもフォーが美味いので他のオススメ料理も食べてみた。英語NGな店員さんが無言でメニューを力強く指差した先にあったのは、「エビ揚げ春巻き」なる一品料理。いざ食べてみると……ヤバいこれ! むしろ、フォーよりやばいよこれ!IMG_1108_500px

春巻の中にデカいエビが1匹まるまる入っており、ベトナム式の揚げ春巻きとエビのプリプリを一緒に楽しめるという究極の逸品。これは美味い。マジでうまかった! 料理の写真を撮るのも忘れてしまうほど無我夢中で食べてしまった。

・売り切れ続出の絶品プリン

そろそろベトナム旅行もシメに入るタイミング。絶品のフォーを食べたあとは、やはり絶品のスイーツでフィニッシュしたい。ということで行ってみたのが、ベトナム通ならご存知『キムタイン』である。農場直営の牛乳店であり、この店のプリン(バイン・フラン)は絶品中の絶品とファンも多い。IMG_1284_500px

安宿街から少し遠い場所にあるので、移動は “昼の部のバイタク” というアクティビティの意味でもバイタクを使用。価格は40000ドン(222円)だった。そしてお店に着くと……シャレオツな雰囲気! お店に来ている地元民も、オシャレな人が多かった。IMG_1282_500px

まず注文したのはプリンである。価格は18000ドン(100円)。すぐに来た。そしてすぐに食べてみた……ら、やっぱり美味い! まろやか。実にまろやか。サッパリ系のまろやかプリンといった感じであり、身も心もオシャレな気持ちになってくる。11111319_411853935661623_725673545_n_500px

さすがにプリン1つでは申し訳ないと思い、店員さんオススメの “メシ系メニュー” を聞いてみると、『ステーキ&エッグ&パテ(ゴハンはオマケ)』で65000ドン(361円)。どんなものが来るのかな……とドキドキしながら待っていると、なんとまさかの鉄板ジュージュー!

薄目のビーフステーキが、ジュージュー鉄板の上に鎮座ましましており、そこに半熟的な目玉焼き! トロリと目玉焼きを崩しながら、ステーキと一緒に食べてみると……ザットゴン(うまい)! マジのマジでザットゴン(うまい)! パテも濃厚でザットゴン(うまい)! ベトナム最後のゴハンにふさわしい、大満足のランチとなった。

・おみやげも買える!

その後は、ゆっくりと街を探索する意味でも、徒歩でテクテクと安宿街に戻り、安めのお土産を10個購入。Vietnamと書かれたポーチである。余談だが、ベンタイン市場では1つ20000ドンとか言っていたのに、ここでは最初から1つ10000ドンだった。決して市場が一番安いわけじゃないので気をつけよう。IMG_1179_500px

・しっとりとカフェスダー

最後の最後は、私の好きなベトナムコーヒーで締めくくり。アイスのベトナムコーヒーは、ベトナム語で「カフェスダー」と言う。価格は20000ドン(111円)だ。IMG_1286_500px

11年ほど前に足繁く通ったカフェに行き、お姉さんに「カフェスダ〜」と言うと、あの頃と同じ味のカフェスダーがやってきた。11年前は、このお姉さんも痩せていて可愛かったのだが、今は少しふっくらして “おかみさん” になっていた。私も私で、オッサンになっていた。IMG_1300_500px

帰りの空港までは、また市バスを使えば5000ドン(27円)だ。残った金額は77円。台湾の空港で乗り継ぎ1泊しなければならないが、とても満足な「5万円ベトナム旅行」だった。なにせ乗り継ぎなので、機内食も合計4回も楽しめる。発想を変えれば、格安の乗り継ぎ便も悪くないぞ!

参照元:DeNAトラベル
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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