日本人であれば誰もが知る、“やめられない止まらないお菓子” といえば、カルビーのかっぱえびせんである。また、“開けたら最後 You can’t stop!” でお馴染みのプリングルスも、強い意志がないと手が止められない、「あと引く系」のお菓子として知られている。だがしかし……!
かっぱえびせんやプリングルスを遥かに凌駕する、「超絶あと引く系お菓子」を発見してしまった……。それが『イカ天瀬戸内れもん味』と『のり天瀬戸内すだち味』である! そのウマさは神レベルと言っても過言ではなく、「これ考えた人は天才や……!」と唸ってしまうほどのクオリティなのだ。
・広島のまるか食品の商品
『イカ天瀬戸内れもん味』と『のり天瀬戸内すだち味』を製造するのは、広島県尾道市に本社を置く、まるか食品株式会社である。ペヤングソース焼きそばの製造元も「まるか食品株式会社」というが、二社には何の関係もない。
それはさておき、今回ご紹介する まるか食品株式会社は、おつまみのスルメフライを主体に、海産珍味およびスナック類の製造販売をしているメーカー。言い方は悪いが、地方のイチお菓子メーカーが、いま全国的な大ヒット商品を手掛けているのだ。
・お高い系のスーパーでよく扱っている
それが『イカ天瀬戸内れもん味』と『のり天瀬戸内すだち味』。発売から1年足らずで累計100万袋を達成した、注目の激アツお菓子である。筆者は都内のスーパーで購入したが、ちょっとお高い系の、成城石井・北野エース・カルディコーヒーファームで見かけることが多い。価格はどちらも、1袋300円ほどであった。
要するに、衣つけてパリッと揚げたおつまみの、「イカ天」と「のり天」のレモン味とすだち味なのだが、商品名の通り瀬戸内産のレモンとすだちを使用している。この味付けが絶妙で、「おっさんのおつまみ」というイメージが強いイカ天とのり天を、“神ウマレベル” まで昇華させているのだ……!
・天才的な味付け
まず、一口サイズのイカ天は、レモンの酸味がかなり強い……。強いのだが、イカ天の旨味と口の中で交じり合い、ただすっぱいだけのお菓子ではない。このすっぱさとイカ天のコクが絶妙なバランスで、「もう1個……、もう1個だけ……」とハンパなくあとを引く。
のり天は、すだちの酸味がレモンよりはまろやかであるものの、やはり酸味は強い。だが磯の風味と衣の香ばしさと相まって、こちらも絶妙すぎるバランスである。「酸味と旨味のバランス」……言葉にすると簡単だが、このレベルでそれを実現した開発者は、シェフになっていれば三つ星獲得間違いなしの、天才としか思えない!
筆者の知る限り、いま最も「やめられない止まらないお菓子」である、『イカ天瀬戸内れもん味』と『のり天瀬戸内すだち味』。あえて、「1袋だけ買ってみて!」とは言わない……3袋は買うべきである!! どうせ食べるから! すぐに無くなっちゃうから!! それくらいマジでやめられないし止まらないから、初めての人は覚悟して購入すべしッ!!
参考リンク:まるか食品株式会社
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼こちらが大ヒット商品「イカ天瀬戸内れもん味」だ。
▼酸味と旨味のバランスが絶妙! 香ばしさもサクサク食感も最高!!
▼姉妹商品の「のり天瀬戸内すだち味」もヤバい!
▼これ考えた人はマジで天才や!
▼1袋だけの購入はオススメしない……。なぜならば、どうせすぐ食べきってしまうからだ!