一般的に95歳といえば、体の自由が効かなくなっていてもおかしくない年齢である。しかし、世の中には「スーパーおじいちゃん」が存在するもので、今回ご紹介するチャールズ・ユーグスターさん(95歳)もまさにそうだ。
なんと彼は、先日イギリス・ロンドンで行われた陸上大会に参加すると、200メートル走で世界記録を樹立した。そしてその走りが、動画「Charles Eugster’s 200m World Record, from Silver Grey Sports Club」で確認できるので、ぜひご覧いただきたい。
・世界記録を樹立
早速、動画を見てみると……スタートから軽快に走り始め、トラックを一周するチャールズさんが確認できる。会場の応援を背に、55.48秒で見事に走り切るぞ。
そしてこのタイムが世界記録となったのだが、2013年にオービル・ロジャースさんが樹立した記録をなんと2.4秒も短縮。95歳以上部門の記録とはいえども、大幅に記録を更新することになった。
・飽くなき向上心
これだけでもスゴいのだが、さらに驚かされるのは、彼が陸上に目覚めたのは1年前ということ。新たなチャレンジを始めた上での結果というのだから信じられない。なんという向上心だろうか!
・健康であればチャレンジできる
たとえ高齢でも健康であれば、チャレンジができるということを実証している彼の走り。運動不足で不健康になりがちな現代社会において、見習うべきところは大いにある。きっと彼の走りは、世界中の多くの人に勇気を与えたことだろう。
参照元:YouTube、Mirror(英語)
執筆:原田たかし