ごくまれにコーナーキックで、カーブをかけたクロスがそのままゴールになることはあるが、その逆はまず見る機会がない。それもそのはず、角度がない上にキーパーに一直線のボールなんて、普通に考えて蹴ろうと思わないからだ。
記憶にあるのは、元ブラジル代表のロベルト・カルロスが決めたゴールくらいだが、なんと先日行われた試合で、コーナーキックからのバナナシュートが炸裂したのでご紹介したい。その様子は、動画「Sporting Cristal 1 – 0 Cienciano Gol Olímpico de Carlos Lobaton Torneo del Inca 2015」で確認可能だ!
・ペルーでの出来事
珍プレーが炸裂したのは、2015年2月10日にペルーで行われたスポルティング・クリスタル vs シエンシアーノの試合。迎えた前半36分、スポルティング・クリスタルがコーナーキックのチャンスを迎えたシーンである。
・バナナシュートが炸裂
動画を見てみると、手前サイドからのコーナーキックが映し出され、キッカーが右足を振り抜くのが確認できる。そしてボールの弾道に注目していただきたい。アウトサイドでスピンをかけると……。
ボールはギュインと曲がり、直接ゴールへズドン! キーパーがニアを開け過ぎていたとはいえ、ボールのコース、スピードともに完璧。冷静な判断を下していることも合わせて、ワンランク上のバナナシュートが炸裂だ!
・このゴールが決勝点
ちなみに試合は、選手も “してやったり” の表情になっている技ありゴールが決勝点となり、スポルティング・クリスタルが1−0で勝利する結果になっている。
▼お見事!
https://www.youtube.com/watch?v=0dnWz78VI8k
▼予備動画
▼こちらはロベカルの直接コーナーキック