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誰もが一度は旅客機のファーストクラスに乗ってみたいと考えているはずである。そのファーストクラスに匹敵する快適さの、新幹線のグランクラスをご存知だろうか? おそらく旅客機ほど知られていないので、どれくらい快適なのか、知らない人も多いと思う。

私(佐藤)も最近までその名前は知っていたのだが、どんなサービスを受けることができるのか、一切知らなかった。実際に乗ってみると、快適すぎて降りたくなくなる! 3時間の道中はアッと言うまで、新幹線を離れるのが本当に名残惜しくなってしまうのだ。グランクラスという名に恥じない最上のサービスである。

・プラス1万円のぜい沢

私がグランクラスに乗車したのは、盛岡から東京までである。当初は普通指定席に乗る予定だったのだが、グランクラスに乗る機会はなかなかないだろうと考え、思い切って乗車してみることに。ちなみに料金は片道2万2830円である。普通指定席の場合は1万3840円なので、プラス1万円もかかる。だが、その価値に見合うサービスを受けることができるのだ。

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・前のヤツが全開で倒しても邪魔にならない

まずはシートが別格! 電動リクライニングで足も背中ものびのびである。新幹線で前の人がシートを倒すと、「目いっぱい倒してんじゃねえ!」と苛立ってしまうこともあるのだが、グランクラスのシートはまったく後ろの席に影響しないように工夫されている。

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・機能充実

角シートに収納式のテーブル、読書灯、スリッパ、電源コンセントなど、とにかく設備が充実しており、ファーストクラスにまったく劣るところがない。しかもドリンクは何でも飲み放題。和と洋の軽食が用意されており、どちらかを選択することになる。ちなみに私は今回洋軽食のサンドイッチをオーダーした。

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・ホスピタリティあふれるサービス

航空機の客室乗務員にあたる、専任アテンダントが常駐しており、ホスピタリティあふれるサービスを降車駅まで提供し続けてくれる。旅客機に負けずとも劣らないといって過言ではないだろう。とくに、私のように飛行機が苦手という人にとっては、空の便だけでなく、陸の便も悪くないと考えるきっかけになるのではないだろうか。

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・降りたくない!

新幹線での移動の場合、普段はおそろしく長い時間拘束されている気分なのだが、グランクラスの乗車はアッと言う間。降りるのが本当に惜しいと思ってしまった。このままずっと乗っていたいと思ったくらいである。未体験の方はぜひ一度体感することをおすすめする。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼シートは広々3列
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▼全席電動リクライニングのシート
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▼シートを目いっぱい倒しても、後ろには何ら影響がない
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▼席から専任アテンダントを呼ぶこともできる
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▼スリッパに履き替えてリラックス
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▼収納型のテーブル
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▼テーブルを引っ張りださなくても、ちょっとした物を置く小さいテーブルも備え付けられている
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▼もちろんコンセントあり
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▼ドリンクはアルコール・ソフトドリンク飲み放題。フード(軽食)は和・洋からチョイス
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▼軽食とは別に、おつまみと茶菓子もついてくる
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▼こちらは洋軽食のサンドイッチ
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▼大満足である
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