2014年も残すところあとわずか。今年もさまざまなことが起きたが、Jリーグではガンバ大阪が歴史に名を残す活躍を見せた。そう、2000年の鹿島アントラーズ以来、史上2チーム目の三冠を達成したのだ。
J2からJ1に復帰したばかりのガンバ大阪が、ここまでの快進撃を見せたのはなぜなのか。その軌跡をまとめた動画を、Jリーグ公式チャンネルが公開しているのでご覧いただきたい。YouTubeにアップされたタイトルは「【2014 Jリーグ優勝!】ガンバ大阪 優勝の軌跡」だ!
・ガンバ大阪の歴史
Jリーグ発足後は下位に甘んじることも多かったが、2002年に西野監督(現名古屋グランパス)が就任してからは、常に優勝争いを演じてきたガンバ大阪。動画でも確認できるように、2005年のリーグ制覇をはじめとする多くのタイトルを獲得してきた。
しかし、2012年に西野監督が退団すると、徐々に歯車が狂い始める。選手たちは戦術変更に順応できず、安定していた強さが失われていった。もちろん、クラブも手を打ったが、シーズンを通して調子が戻らず、常勝軍団は絶望を味わうことになった。
・逆襲の2014年シーズン
J2へと降格した2013年は、新監督に長谷川健太氏を迎え、新たなスタートを切ったガンバ大阪。長谷川監督はチームの持ち味である攻撃的なサッカーを継承しつつ、チームを再建。見事、1年でのJ1復帰を決めた。
そして迎えた2014年シーズンは、序盤こそ出遅れたものの、ブラジルW杯を境にチームは上昇気流に乗る。パトリック選手が加入したことで、宇佐美選手と強力2トップを形成。怒濤の追い上げを見せたのは、まだ記憶に新しい。
・決して諦めなかったガンバ大阪
決して諦めることなく戦い続けた選手たち。シーズン終盤には、夏から首位を守り続けてきた浦和レッズを敵地で下して、さらに勢いを加速させた。結果はご存知の通り、ヤマザキナビスコカップ、リーグ戦、天皇杯の三冠達成である。
動画では、そんな紆余曲折を経て勝ち取った栄光までの道のりを確認することができる。ちなみに来季のJリーグ開幕は3月7日の予定。はたして次はどんなドラマを見せてくれるのだろうか。