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通販や配達など、欲しいものがおうちに届くことって本当に便利だ! 暑い夏も寒い冬も、私たちに荷物を届けてくれる配達員のみなさん、いつもありがとうございます!!

さて、そんな配達員さんと4歳の少年の友情が、話題を集めている。ある少年には、毎日のように荷物を送り届けてくれる仲良しの配達員さんがいた。しかし、配達ルートの変更に伴い、少年の家にその配達員さんが来なくなってしまったのだ……。すると、2人の友情を知った運送会社が、少年にある “プレゼント” を届けてくれたのである!

・たくさんの荷物を受け取っていたカールソン君

米コロラド州に住む4才のカールソン君は、アレルギーで牛乳が飲めない。だから彼のもとには、通販で購入した様々な代替飲料が、週に2、3回、運送会社「ユナイテッド・パーセル・サービス(以下、UPS)」のトラックに積まれてやってくる。

そんなカールソン君と仲良しなのが、UPSの配達員であるアーニー・ラガスカさん。彼が配達に訪れると、いつだってカールソン君は最高の笑顔と共に迎えてくれたのだ。

・憧れの配達員のラガスカさんが、配達担当を外れてしまう!?

また、トラックが大好きなカールソン君は、配達のない日でも毎日のように窓の側に腰掛け、行き過ぎるUPSのトラックを眺めていたという。ラガスカさんも、カールソン君の家の前を通り過ぎるときには、クラクションを鳴らして、彼に手を振っていた。

そんな交流を通じて、カールソン君は、ラガスカさんみたいなUPSの配達員になりたいと憧れを抱くようになる。ところが、諸行無常の世の中……ある日、ラガスカさんの配達ルートが変更されてしまい、カールソン君への配達担当を外れてしまうのだった。なんということだ!

・2人の再会。そして “特別配達員” として働くカールソン君

彼らの友情はこれで終わったのか? と思ってしまうが、2人の関係を知ったUPSが、ある粋な計らいを見せてくれたのだ。なんと、カールソン君が「UPS配達員」になって、ラガスカさんと一緒に荷物を届ける機会を設けてくれたのである。

そして、カールソン君の『UPS配達員デー』が幕を開けた。ドアを開け、互いの姿を認めると、しっかりと抱き合うカールソン君とラガスカさん。彼らの友情は本物だったのだ。

・ご近所さんにクリスマスプレゼントを配れ!

任務は、ご近所にクリスマスプレゼントを配達すること。しかも、冬用のUPSの制服や、カールソン君専用のUPSの小型トラックも用意されるという徹底ぶりだ!

さて、自分専用のUPSトラックを見たカールソン君は、感謝感激雨あられといった感じで、興奮しっぱなし。「もう見てられない~」と叫んで、目を覆ってしまうくらいの大喜びっぷり!

・キャンペーン『Wishes Delivered』の一環

今回、カールソン君の望みがかなえられたのは、UPSが行う『Wishes Delivered』というキャンペーンの一環として。他にも、「クリスマスにおじいちゃんに会いたい!」だとか「愛が欲しい」といった、UPSに運んできてほしいものが、「お願いごと」として多くの人々から寄せられている。

そう言えば、もうそろそろクリスマス。時期に関係なく、いつだって望みがかなえば嬉しいものだが、雰囲気いっぱいのクリスマスには、なにか素敵なことが本当に起こりそうな気がしてしまうもの。こんな心の温まるお願いごとなら、なおさらだ!

参照元:You TubeTodayUPS wishes delivered (英語)
執筆:小千谷サチ

▼00:55あたりの、トラックを見たときのカールソン君の反応は必見!