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【注意喚起コラム】Bluetoothスピーカーはマメにペアリングの「接続解除」をしないと惨劇が起こる

2014年12月9日

今の時代はワイヤレス。ゴチャゴチャ配線にGOOD-BYE。なにせ「線」を繋がなくてもネットができる。「Bluetoothスピーカー」なんてハイカラなモノを使えば、配線ナシで音楽をスピーカーから鳴らすことだって余裕のヨッチャンたのきんトリオだ。

ところがどっこい。無線、すなわち “見えない線” こそ、ベリーベリーにデンジャラスなのだ。知らぬ間に接続されていた、もしくは、接続されていることを忘れていた……なんてウッカリミスが、人生を狂わす惨劇を引き起こす可能性だってゼロではない。

・本当にBluetoothスピーカーは最高すぎる

たとえば先述の Bluetoothスピーカー。私(筆者)は自宅で使っており、所定の位置は机の上。パソコン(MacBook Air)の両サイドを挟むように配置している。帰宅してから机の上にパソコンを置き、パカリとモニタを開くと同時にスピーカーの電源もON。

あっと言う間にペアリングされ、iTunesで音楽を再生したら、ものすごい重低音と共に、美しい音楽が流れ出す……。最高だ。Bluetoothスピーカー「Creative T12 Wireless」は、マジのマジで最高だぜ……といった流れが、私の帰宅後5分間だ。

・インドから見られている可能性

帰宅後50分を過ぎると、たまに「さァて、疲れたからベッドで横になりながら、Macで動画でも鑑賞するか」という流れになったりもする。手軽に持ち運べる MacBook Air の恩恵と、無線でネットができる Wi-Fi の恩恵を、ダブルで感じようという魂胆だ。

「ヨイショォ〜。さァ〜て、どれを見よっカナぁ〜……」と、軽めのひとりごとをつぶやきつつ、死ぬほど真剣な眼差しで動画を選ぶ私の顔は、絶対に誰にも見せられない。

もしもインドの凄腕ハッカーが、MacBook Airのモニタ上部に内蔵されている「Webカメラ」をハッキングし、私の顔面ドアップを隠し撮りをしてネット配信……している可能性もゼロではないので、レンズ部分はビニールテープでふさいでいる

それはどうでもいいとして、さァ〜て……と再生ボタンを押した瞬間!!

「ッハァ〜〜〜〜〜ンッ!!」

みたいな叫び声が、なぜか机の上から、ものすごい重低音と共に鳴り響くのだ。

私が見ているのは、ベッドに置いたMacの画面。なのに約2メートル離れた机の上から「ッハァ〜〜ンッ!!」である。いっこく堂の「こえが おくれて きこえて くるよ」ならぬ、「こえが むこうから きこえて くるよ」状態だ。

・どうしてこうなった!?

一体なぜ、こんな摩訶不思議な現象が起きるのかといえば、「MacとBluetoothスピーカーが、ペアリングされたままだったから」である。接続解除した記憶もないから、当然といえば当然だし、2メートル離れていても接続が維持されているとは立派である。

私はベッドから飛び起きて、ダダダッとBluetoothスピーカーに駆け寄り、「静かにしなさい」とつぶやきながら電源OFFして事なきを得たが、もしも “Bluetoothスピーカーが、一家団欒中のリビングに” 的なシチュエーションだったら……悲劇である。

・新婚カップルは特に注意

もしも新婚ホヤホヤのカップルがいたとして、Bluetoothスピーカーは奥様の寝ている寝室で、ペアリングされているのは旦那のiPhone。そして旦那は1階のトイレで動画を鑑賞……みたいなシチュエーションでも、おそらく木造家屋なら余裕のヨッちゃんで接続は維持されたままであろう。

その後に旦那が寝室に戻ると、どうも奥様の機嫌が悪い。心配になって声をかけると、きっと奥様はこう言うはず。「THE GOOD-BYE」と。

執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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