萌えの世界において「台湾は始まっている」……いや、むしろ「未来に生きてらっしゃる」という認識は、ほぼ固まりつつあると言っていいだろう。
先日、そんな台湾・高雄の地下鉄で、萌えキュン美少女キャラ『進め!たかめ少女』が誕生して話題となったが、その第2弾キャラがついに登場したぞ!! 今回のキャラは金髪ハーフ美少女という設定だ。このキャラクターに、多くのネットユーザーのハートが爆発しているらしい。
・台独ハーフのエミリアちゃん
『進め!たかめ少女』を展開しているのは、南部高雄市の地下鉄「高雄捷運(KMRT)」である。先日、公開された “チョンちゃん(シャオチョン)” に続き、早くも2人目の美少女キャラが登場したという。
彼女の名は「エミリアちゃん」! 台湾とドイツのハーフで、KMRTに勤める責任感の強い運転手さんだ。
・金髪×制服×黒スト
またしても、現実にはありえないミニミニなスカートで登場のエミリアちゃん。駅係員のシャオチョンの制服が爽やかなホワイト×エメラルドブルーだったのに対し、運転手のエミリアちゃんの制服はパリっとした濃いブルーの制服だ。
さらに足元は黒ストッキングを着用しており、凛としたカラーでまとめられたデザインは、「頼れるお姉さん」と言ったところである。
・台湾ネットユーザーが大興奮
エミリアちゃんの発表に、台湾ネットユーザーは大興奮! 以下のコメントが寄せられ、大いに盛り上がっているぞ。
「激かわええええええええ!!」
「クソっ、恋しちまったぜ……」
「アニメファンじゃないけど、萌えちまったぜ」
「ツンデレの香りがする」
「おさげが可愛い」
「おさげ+アホ毛だと!? ふおおおおお!!」
「アホ毛の強化をお願いします!」
「台北よ、これが我々高雄だ」
また、
「『艦隊これくしょん』の愛宕(あたご)似ですな」
「愛宕の生き別れの双子の妹に違いない」
「いやいや、お胸のボリュームが違いますよ」
と、いう声もチラホラ。ほうほう、確かに似ていると言われれば似ている。脳内検索エンジンの処理スピードもハンパないなぁ……。
・マッハで二次創作が誕生 / 公式にラノベ化の可能性も
さらに、「エミリア×シャオチョンの百合が見たいです……」と、早速、小説を執筆する猛者(もさ)まで登場している! 仕事速すぎだろ……!! さすがは、「未来に生きている」と称されることはある……と思っていたら、『進め! たかめ少女』が公式にライトノベル化される可能性も高まっているそうだ。
・エミリアちゃんはKMRT紅線「凱旋駅」にいるらしい
シャオチョンの立て看板は橘線「塩テイ埔駅」に設置されているが、エミリアちゃんは紅線「凱旋駅」にいるとのことだ。台湾鉄道「高雄駅」、高速鉄道「左営駅」及び、KMRT「高雄国際空港駅」から乗り換えなしで1本と、何かとアクセスがいいので、近くに行く人は見に行ってみるといいかもしれない!
参照元:ET Today(中国語)、Facebook 『進め!高捷少女!』、Facebook「高雄捷運」
執筆:沢井メグ
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▼こちらがエミリアちゃんだ!
▼「アホ毛が可愛い」と大評判。なお髪飾りは、KMRTの路線「紅線」と「橘線」を表しているそうだ
▼こちらは先に公開されたシャオチョンだ
▼エミリアのキャラクターデザインは「緋華」さんが担当しているとのこと
▼こちらが、『艦これ』の愛宕。似てるかな?
▼来年、ラノベになる可能性が高いそうだ。どんなストーリーを読みたいかアンケートをやっているぞ!
▼シャオチョンは橘線「塩テイ埔駅」、エミリアちゃんは紅線「凱旋駅」で “勤務中” である