2006年にドイツで行われたW杯の決勝で、ひとりの選手が自身のサッカー人生に誰も予想だにしない終止符の打ち方をした。彼の名前はジネディーヌ・ジダン。サッカー界で言わずと知れたレジェンドのひとりだ。
相手選手に頭突きを見舞って退場と、選手としてだけではなく去り際も伝説となった彼だが、約8年の歳月が過ぎ、実際にどんな選手だったのかイマイチ知らないという人も増えてきたことだろう。そこで今回は、彼のことをどうスゴいのか一発でわかる動画「Zinedine Zidane Best Player Ever [HQ]」と共にご紹介したい。
・ジダンとは
元フランス代表のジダンは、ユヴェントスやレアル・マドリードといったビッグクラブで活躍し、今でも史上最高の司令塔との呼び声が高いほどの存在だ。現役を34歳で退くまでに数々の個人タイトルを獲得しただけではなく、サッカー界の主要タイトルをすべて手中に収めている。
・絶対的なスキル
攻撃的なポジションであるトップ下に君臨し続けた彼の特徴といえば、なんといっても懐の深いボールキープ。類い稀なるボディバランスと確かな足元の技術で相手からボールを奪われることなく、ゴールに直結するスルーパスで決定的な仕事をしたものだ。
また、利き足は右だが、左でも精度の高いボールを蹴ることができ、自らミドルシュートも放って得点できるのもジダンのスゴいところ。試合を自分でコントロールする「10番」というイメージがピッタリの選手であった。
・マルセイユ・ルーレット
そして彼の代名詞とも呼べる「マルセイユ・ルーレット」も忘れてはいけない。ボールを軸にクルッと回って相手を置き去りにするプレーは、彼特有のエレガントさがあり、実に美しかった。もちろん、動画で確認することができるぞ!
・息子たち
ちなみに現在42歳のジダンには4人の息子がおり、全員がレアル・マドリードの下部組織に所属している。中でも長男のエンツォ・ジダンはU−19フランス代表に招集される才能の持ち主で、テクニックも父親譲りだ。近い将来、ジダンの息子たちが世界の舞台で活躍する日は近い!?
▼これが史上最高の司令塔・ジダンのプレーだ!
▼ジダンのボールタッチベスト10
▼2006年W杯での頭突き事件
▼こちらは長男エンツォくんのプレー集
https://www.youtube.com/watch?v=m14i1CwgDFI