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「アイドル戦国時代」言われて久しい。その言葉が示す通りに、メジャーマイナーを問わず、数多くのアイドルが日々しのぎを削っている。その生々しい戦況をリアルに体感できる番組が誕生した。その名も……「アイドルお宝くじ」である!!

この番組は毎回5組のアイドルが出演してパフォーマンスを披露する。その場で投票が行われて、勝ち残った3組が翌週の収録に参加できるというのだ。したがって、勝ち残らなければ番組に継続して出演することができない。この番組の審査員として、私(佐藤記者)も参加してきたのである。投票結果を発表するときには、さすがに手に汗を握る緊張感が漂った。

・会場の一体感が重要

審査の基準は大まかに分けて次の3つ、ダンス・歌・会場の一体感である。パフォーマンスの高さだけでなく、来場している150名との一体感を作り出さなければならない。この日出演したアイドルは「虹のコンキスタドール」「アイドルネッサンス」「Especia」「Chu-z」「アップアップガールズ(仮)」の5組だ。

・短時間で最大限のアピール

それぞれのグループの持ち時間は約10分で、1曲を披露してそのパフォーマンスを競うことになる。わずか10分間で最大限のアピールをしなければならないので、条件は厳しいといえるだろう。しかも他のグループのファンに対し存在感を示せなければ得票には結びつかない。出演した5組は、限られた時間のなかで目一杯のパフォーマンスを行った。

・Chu-zとアップアップガールズ(仮)

ちなみに私が注目したのは、Chu-z とアップアップガールズ(仮)である。Chu-z は2012年7月より活動している6人組のグループで、ダンスパフォーマンスグループ「PaniCrew(パニクルー)」のYOHEY氏がプロデュースを手掛けている。楽曲のクオリティ、そして歌とダンスは申し分なく、わずかな時間で来場者の心をしっかりとつかんでいた。

・流れを作る

そしてアップアップガールズ(仮)は、大手芸能事務所「アップフロント」に所属する7人組みのグループ。洗練されたパフォーマンスは、アイドルファンでなくても目を奪われるものがある。メンバーの呼吸までがピッタリと合っており、日夜パフォーマンスに磨きをかけていることが一目瞭然だ。彼女たちもまた来場者のハートを鷲掴みにして、自分たちの流れを作っているように見えた。

・勝ち残り続けられるか?

この日の結果は即日発表された。気になる集計結果は、2014年10月10日深夜26時50分よりテレビ朝日で放送予定だ。ちなみにBS朝日では、全グループから1名が選ばれるMVPの発表、そしてCSテレビ朝日チャンネルでは、この日のライブの完全版が放送されることになっている。

なお集計結果は、非常に生々しいものであった。衝撃の発表に、会場は騒然となったとだけお伝えしておこう。それにしても毎週勝ち残り形式で番組を進行するということは、実力のあるアイドルはずっと勝ち残り続けることになる……ということだろう。この番組の今後が楽しみである。

参考リンク:アイドルお宝くじ
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼第2回の放送に出演した「虹のコンキスタドール」
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▼「アイドルネッサンス」
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▼「Chu-z」
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▼「アップアップガールズ(仮)」
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▼「Especia」
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▼ちなみにこの収録ではケータイ・スマホでの撮影タイムがあり、画像をTwitterやFacebookに投稿することができる
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