まねき猫は福を招くといわれているところから、9月29日は、9と29を「来る福」(くるふく)と読む語呂合わせで、『まねき猫の日』とされている。まねき猫の魅力をアピールし、多くの人に福を招いてもらおうと、日本招猫倶楽部が制定した。
一般的に、右手を上げているとお金、左手を上げていると人を招くとされている縁起物だが、いざ購入しようと思っても、どこに売っているのかわからない人も多いはず……。そこで今回は、日本でも希少な “まねき猫専門店” を東京は谷中で発見したのでご紹介したい!
・千駄木駅から徒歩10分弱
まねき猫専門店『谷中堂』は、その名の通り、東京都台東区の谷中に店を構えている。東京メトロ千代田線・千駄木駅の団子坂出口を出て、ひたすら谷中墓地方面に進もう。三崎坂の中腹、駅からは徒歩10分かからないので、左手にまねき猫の看板が見えるはずだ。
・20年近い歴史があるお店
谷中堂は、こちらに店舗を構えてからは4年、その前までは近所で営業していたという。合計すると20年近くの歴史があるお店なのだ。谷中堂を始める前までは、宝石系の会社だったとのことだが、不況のあおりで周囲が次々と倒産。「縁起がいいことをやりたい」という理由で、まねき猫専門店を開業したそうだ。
・まねき猫がいっぱい
お店の中を覗くと、まねき猫をモチーフにした商品が多数揃えられている。まねき猫自体も1種類ではなく、色合いの違いやご利益の違いがある。数が多いので、よくわからなければ、自分に合ったまねき猫をお店の人が丁寧に教えてくれるぞ。
・人気商品は……
人気商品は、「366日の誕生日まねき猫」だという。全て絵柄の違う366種類のまねき猫ストラップで、占いがついている。縁起がいいまねき猫を携帯電話などにつけて持ち歩けば、運気がグイグイ上がるかもしれない。
・オーダーメイドまねき猫は半年待ち!
また、自分の飼い猫の写真をお店に持ち込んで作る、『オーダーメイドまねき猫』も人気とのことだった。全て手作りのため、現在約半年待ち! それでも注文が後を絶たないというから驚きだ。ちなみに『オーダーメイドまねき猫』は、飼い犬・ワンちゃんでも制作可能とのことだったぞ。
・珍しい「宝くじ袋」
一際目についたのは、「宝くじ袋」である。まねき猫がデザインされた黄色い和紙の袋で、『金運幸運・和紙づかみ』というキャッチコピーも力強い! 購入した宝くじを「宝くじ袋」に入れて保管しておくと、お金の運気が上がるというから、毎年宝くじを大量購入する人は必携だ。
・外国人観光客も多い
外国人観光客も多く訪れるという「谷中堂」。英語でまねき猫は、ズバリ!“ラッキーキャット” だそうだ。縁起物だから運気が上がる保証はないが、可愛いまねき猫ちゃんが近くにいたら、気分はずいぶん違うハズ。興味がある人は、ぜひ行ってみてほしいニャン!
参考リンク:まねき猫の谷中堂
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼お店の中
▼店内には様々なまねき猫がいっぱい。
▼黄色のまねき猫は、金運を招くそうだ。
▼ポチ袋や……
▼カード入れ・小銭入れまで!
▼人気は366日誕生日まねき猫だ!
▼すべて絵柄の違う366種類のまねき猫ストラップにゃん。
▼半年待ちの「オーダーメイドまねき猫」ニャ! ワンちゃんでもOKだワン!
▼宝くじ袋で、大当たりを狙え!
▼ハロウィン仕様のまねき猫なんてのもあったぞ。
▼外国人観光客も多いから、英語表記もある。
▼まねき猫の看板が目印の……
▼谷中堂だ! 行ってみてニャン!