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日本全国には、地域や企業に根ざしたゆるキャラが数多く存在する。その数は1000体以上と言われているのだが、最近また新たに1体のキャラクターがこのゆるキャラ戦国時代に参戦したようである。

そのキャラとは、京都・嵐山商店街のマスコットキャラクター「月橋渡(つきはしわたる)」である。2014年9月22日、嵯峨嵐山の公式ページで発表されたのだが、その姿が京都らしからぬ雑さなのである! 見た目はちょっとアレなのだが、このキャラは人気になる予感。雑さがジワジワくる……。公式ページで次のようにあいさつをしている。

・月橋渡のあいさつ

「嵐山商店街、そして嵐山をみんなに知ってもらうため、背中に渡月橋と地元のみなさんの熱い期待を背負い、満を持して登場しました。京都の新たなキャラクターのひとりとして、ぜひ仲良くしてください」(嵯峨嵐山公式ページより引用)

・嵐山要素が薄い……

プロフィールによると、年齢は1180歳くらいで性別は男の子。そんな彼は、嵐山を好きになってもらうことが役目なのだとか。背中に橋を背負っていること以外に、嵐山を感じさせるものはないのだが、すでにネット上では注目を集めているようである。

・ネットの反応

「ゆるいと言うか、手抜き」
「この子に会いたい…」
「これはww」
「物凄い踏んで下さい感」
「斜め上いってるw」
「シュールすぎる」
「心に染み渡るゆるさ」
「前衛的なゆるキャラ」
「どう見ても防護服」

・ジャミラ?

実はすでに着ぐるみも完成しており、23日の祝日にはお披露目も行われたようである。40代のオッサンである私(記者)は、ウルトラマンに登場した悲しい怪獣「ジャミラ」を思い出さずにはいられないのだが……。はたして月橋渡は、嵐山の宣伝に大活躍するのだろうか? 今後の活躍が気になるところである。

参照元:嵯峨嵐山 おもてなし帖
執筆:佐藤英典

▼月橋渡のフォルムが、ウルトラマンに出てきた怪獣「ジャミラ」を想起させる
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▼公式Twitterを見ると、何かにつけて「すいません」と平謝り。弱気だ……