子供の頃、誰だって1度はオモチャの取り合いで喧嘩をしたことがあるだろう。友達のオモチャを取った、逆に取られた、返してくれなかった……などなど。子供にとってオモチャは時として喧嘩の種にもなりうる。
そしてそれは動物にも当てはまるようだ。ある犬は、自分のオモチャを他の動物に勝手に使われると、まるで「おい、待て! 誰のオモチャだと思ってるんだ!!」と言わんばかりの反応を見せているのだ。その様子をとらえた動画が今大ヒットしているので紹介したい。映像は元々 Facebook に公開されたもので、わずか10日間で17万回以上シェアされているぞ。
・おとぎ話のような展開
思わぬ形で世界中から注目されているのは、カナダで飼われている犬、名前は「ループ」だ。そもそもの発端は、ループのオモチャが庭に置きっぱなしになっていたこと。このおもちゃを発見した野生のキツネが、わが物顔で遊びまくるのである。まるでおとぎ話のような展開に発展!
その状況をループは室内から見ているのだ。ガラス越しにキツネに吠えるが、当然ながらどうしようもない……、何たる切ない光景だろうか。オモチャを奪い返したいけどできない、もっと強く吠えたいけれど届かない。何より、自分が遊びたいけど遊べない! ループの吠え声からはそんなジレンマが聞こえるだろう。
・キツネと犬のコントラスト
一方でキツネは完全にウハウハ! 「コレ、超楽しい! ウホ♪」と言っているかのよう。そのコントラストが、またループの切なさを引き立てる。吠え声がすっかり小さくなった後半は、「哀切」と言ってもいい。
とにかく、ループは後悔とジレンマに押しつぶされそうな様子だが、見ている側からすれば、何とも可愛らしい姿である。
参照元:YouTube、Facebook(英語)
執筆:和才雄一郎
▼こちらがその動画