最近、「女子会男子」という言葉が流行っているそうです。男子のことなのか女子のことなのかわかりづらいですが、女子会に1人だけ混ざる男性のこと。大奥やハーレムのような状態ではなく、女子会に違和感なくすんなり溶け込めるタイプの男性を指します。「恋バナに対して、男性ならではの意見を述べてくれる」として重宝されているようですが、この逆パターンは成立するのでしょうか? そう、男子会女子です。
・乾杯メニューにご注意を
男子会に1人だけ混ざる女子になるには、いくつか条件が必要です。女子会と同じノリで参戦しようだなんて甘い考えは捨ててくださいね。まずは飲み物! 女子会の場合は、最初の1杯目からフルーツだの花だのてんこ盛りのトロピカルなフローズンカクテル系もアリかもしれませんが、男子会でトロピカルフローズンカクテルはご法度です。作るのに手間がかかる飲み物は、乾杯が遅れます。男子会に加わるなら、「とりあえずビールで」とか「ウーロンハイで」などのノリが必要なのです。
・仕事の話題にも同じテンションで
次に会話! 女子会ではないのですから、着席した瞬間に恋バナが繰り広げられるだなんて思っちゃダメですよ。オトコは、なんだかんだで仕事に生きる性分! 男子会は、仕事の話題中心になることもしょっちゅうです。男子が、将来へのビジョンを熱く語っているさなか、「早く寿退社して、三食昼寝付きの生活したぁ~い」などと言ったら、場が凍りつきます。自分自身の仕事に対して、男性並みのやる気と情熱を持っている女子でなければ、男子会参戦は難しいでしょう。
・会計は同額払う意識で
最後に会計! 合コンではないのですから、男子と同じ額を払うつもりで臨みましょう。「紅一点なのだから払ってもらえるはず」という甘い考えはアウトですよ。考えてもみてください、女子会に1人混じる男子に対して、「○○君はタダでいいよ」なんて言わないですよね。それと一緒です。ジェントルマンな男子会の場合、「△△ちゃんは1000円でいいよ」など、割引が適用されるケースもあるでしょうが、それを当たり前と思わず、「せめて端数は払わせて」などの気遣いができてこそ真の男子会女子なのです。
・まとめ
男子会は、ホストクラブとは訳が違います。チヤホヤされることもなければ、シャンパンタワーが出てくることもありません。女子会男子が、出席女性にとって恋愛対象ではなく単なるアドバイザーであるように、男子会女子も、出席男性にとってはあくまでもアドバイザーです。男子会に加わる際は、そのへんを勘違いしないよう気を付けましょう。