ロケットニュース24では、以前に何度か毛を剃ると大変身した犬を紹介した。「シュレックと名付けられるほど毛むくじゃらな犬」や、「どちらが頭でどちらが尻尾か分からない犬」は、それぞれ見事な大変身を遂げ、その変化に驚いた人も多いだろう。
今回は、シェルターの犬の変貌っぷりをビフォー・アフター写真で競うコンテスト、その名も「ダーティー・ドッグス・メイクオーバー・コンテスト」を紹介したい。写真を見比べると……どの犬も劇的に生まれ変わっているぞ。
・シェルターで飼われている犬がここまでキレイになる!
「ダーティー・ドッグス・メイクオーバー・コンテスト」は、バリカンメーカーの『Wahl』と慈善団体『GreaterGood.org』のサポートによってアメリカで行われたキャンペーンだ。
犬を飼いたい人の中には、「ペットショップで買い取りたい」と考えている人は少なくないだろうが、このコンテストは、全く逆のプロモーション。ペットショップから犬を購入するのではなく、里親として譲り受けることをプッシュするために行われたもの。
簡単に言えば、「シェルターで飼われている犬もこんなにキレイになる!」とPRすると同時に、「そのためには日頃の手入れが大事。キレイになればそれだけ、犬が里親として貰ってもらえる確率は高くなりますよ」ということを訴えるために行われたのである。
・ビフォー・アフターの写真を見比べて選ぶ
コンテストでは、『Wahl』がシャンプー1000本とケアグッズをシェルターに寄付。そうして生まれ変わった数百匹の犬が、コンテストにエントリーした。まずトリマーとカメラマンが、その中から25匹を選抜。そこからさらにトップ3が絞られ、1位は一般投票によって決められた。
・1位には賞金約50万円
まず、第3位は、ジャーマンシェパードの「ビタ」。写真を見ると、毛並みが変わっただけでなく、全体的に活力がみなぎっているように見える。第2位は、「ハワード」。何と言っても、表情がメチャクチャうれしそう。ケアされる前は恐ろしいほどにモジャモジャだったのだとか。
そして栄光の第1位は……シーズーの「ギギ」。確かに以前の面影は全くなく、メチャクチャ可愛くなっている! なお、1位に輝いたギギには賞金約50万円、2位のハワードには約20万円、3位のビタには約10万円が与えられたのこと。
またトップ3以外にも劇的に変貌した犬は何匹も見受けられるので、是非ともその変わりっぷりを自分の目で確認してほしい。
参照元:Facebook、PR News Wire、Wahl(英語)
執筆:和才雄一郎
▼3位になったビタのビフォー写真。見るからに元気がなさそう……
▼アフター写真がこちら。全体的に生まれ変わったようだ
▼2位のハワードのビフォー写真。ハンパないモジャモジャ感だ
▼それがこうなった。ボランティアが3時間以上かけて毛を剃ったのだとか。ビフォー写真とは表情が全然違う!
▼1位のギギのビフォー写真がこちら。
▼メチャクチャかわいくなったぞ!
▼他にも劇的にかわった犬が多い。こちらがビフォーで
▼アフター
▼こちらの犬は……
▼こうなった。うそのような変わりっぷり!
▼またこちらは……
▼こうだ
▼まだまだあるぞ! この犬は……
▼こうなった
▼どの犬も以前の面影は……
▼全くない!!
▼こんなパターンも……
▼ある! 他にも大変身を遂げた犬が、紹介しきれいないほどいるのだ