今、少女の自撮り写真を集めた動画が、公開から1カ月半ほどで再生回数が500万回を突破するなど大ヒットしている。その動画は、14歳の少女が、6年半にわたって毎日自分の顔を撮影し続けたもの。
YouTubeにアップされた動画「She Takes A Photo: 6.5 Years | Beckie0」を見ると、1人の少女がどのように成長していったのかが、パラパラ漫画のように分かるだろう。
ただし、その少女は「抜毛症」という病気を抱えている。抜毛症とは、自分で自分の髪の毛を抜いてしまう、精神的な病気だ。つまりこの動画は、彼女の成長記録であると同時に闘病記録でもあるのだ。
・6年半分の自撮りを約4分の動画に
その少女は、イギリス在住のレベッカ・ブラウンさん。現在21歳で、ネット上では「Beckie0」の名前で知られている。
ブラウンさんは14歳の時から6年半にわたって毎日自撮りを続けており、それを1本の動画にまとめた。使われている写真は2000枚以上で、動画の長さは4分前後。わずか4分で、14歳の少女の表情が年齢とともにどのように変化していくのかが、把握出来るようになっている。
・動画でも確認できる抜毛症
だが先述の通り、彼女は抜毛症。そのため映像では、彼女の髪の毛が極端に少なくなっている時期がある。これはまさに、その時期に症状が出ていた事を物語っていると言えそうだ。
ちなみに抜毛症とは、心理的なストレスが原因だと言われており、「トリコチロマニア」という名称でも知られている。
・治ったワケではない
現在は21歳になったブラウンさんだが、以前よりも症状は改善されているものの、解放された訳ではないという。今も彼女の戦いは続いているのだ。
▼こちらがその動画
▼この少女が……
▼6年半後にこうなった