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彼氏との交際期間が一定以上の女性たちから、「最近、マンネリ気味!」とか、「私は交際当初のラブラブモードをずっと継続させたいのに!」という悩みをしょっちゅう耳にします。LINEやメールの回数が減ったり、回数は減らずとも文面が手抜きになったり、お外デートが減って家でゴロゴロするだけになったり、交際当初のように「好き」「愛している」などの言葉をささやいてくれなくなったり……。そういった現状に不満タラタラな三十路熟女の皆様に、僭越ながら喝をいれさせて頂きます。

・贅沢言うんじゃねえ!

まず! 「彼氏とマンネリ気味」という悩みは、とーっても贅沢な悩みであることを自覚してください。世の中には、喉から手が出るほど彼氏が欲しいのに、どういうわけか彼氏ができないシングル熟女がごまんと存在するのですよ。そんななか、あなたは「彼氏」を所有できているのですから、その事実にもっと感謝をしましょう。彼氏持ちのあなたが不満顔をしていては、彼氏がいない女性たちはどんな顔をしたら良いのでしょう? シングル熟女たちの分まで、せめてあなたが笑顔でいてください。

・ドキドキは疲れる!

「シングル熟女の事情なんぞ知らん!」と思うかもしれませんね。ごもっともです。では、マンネリ彼氏の話題に移りましょう。あなたの彼氏が「交際当初のラブラブ」を継続させない背景には、深い事情があるのです。

交際当初は何もかもが新鮮で、彼氏はドキドキしまくっていたはず! カフェでバナナミルクをすするあなたのキュートな口元にドキドキ、縁日でフランクフルトソーセージにかぶりつく無邪気なあなたにドキドキ、乗馬タイプのフィットネスマシンにまたがりシェイプアップに励むあなたにドキドキ……。挙げていったらキリがないくらいです。ドキドキが続くとどうなると思いますか? 疲れます。

疲れるとどうなると思いますか? 仕事に身が入らなくなります。仕事に身が入らなくなるとどうなると思いますか? クビになります。クビになるとどうなると思いますか? あなたとデートするどころではなくなります。

・まとめ

ここまで読めばもうお気付きでしょう。「交際当初のラブラブ」が続かないのは、あなた自身のためでもあるのですよ。いつまでも愛をささやかれたいだなんてメルヘン脳は封印し、「交際当初のラブラブは永遠に続くものではない」という事実を冷静に受け止めましょう。

恋愛コラムニスト: 菊池美佳子 Twitter / ブログ
イラスト: Rocketnews24