「セイコーマート」と聞いて、すぐにピンと来た人は北海道に縁がある人だろう。道内に1000店舗以上を構える、北海道発のコンビニエンスストアである。
その魅力を一言で語るのは難しいが、店内のキッチンで作られた、できたての弁当を提供してくれる、『ホットシェフ』コーナーは同店の名物であることに間違いない。中でも「豚丼」は感動的なほどうまく、CP(コストパフォーマンス)も抜群なのだ。そんな、手軽に利用できる北海道激うまグルメをご紹介したい。
・4年連続 顧客満足度No.1コンビニ!
セイコーマートは1971年に北海道で設立され、その歴史はセブンイレブンより古い、日本最古参コンビニエンスストアのひとつである。歴史があるだけでなく、日本版顧客満足度指数コンビニ部門で、2011年から4年連続1位という、ユーザから圧倒的な支持を得ているコンビニエンスストアなのだ。
・できたて弁当コーナーの『ホットシェフ』
セイコーマートの目玉のひとつが、1994年から開始された『ホットシェフ』コーナーだ。店内に設置されたキッチンで、手作りの弁当・揚げ物・パン・寿司などを、できたてで提供してくれるサービスで、中でも「豚丼」は、味も価格も文句のつけようがない、北海道最強CPグルメに認定したいくらいのクオリティなのである!
・米が美味い
豚丼自体は、ご飯の上に焼いた豚がのっているだけのシンプルな料理だ。それだけにごまかしの利かない、味に差が出やすい料理でもある。ホットシェフでは、豚丼に限らずとにかくお米がうまい! 店内で炊くのはもちろん、素材自体が良いに違いない。何よりホットシェフ20年のノウハウが、丼やおにぎりに最適なご飯を作り上げているのだろう。
・もちろん豚肉とタレも美味い
多めに入った豚肉も、薄すぎず厚すぎず、ちょうどよい柔らかさで、シャキシャキとした食感が楽しめる。タレは、どちらかといえば辛めで、豚の脂とからみ合い、後からほんのり甘い絶妙なタレなのだ。「ご飯+豚肉+タレ」この3つが合わさったとき……口の中では、終わらない豚丼カーニバルが幕を開けるのである!!
・豚丼カーニバル開幕!
うまい……! うまい! とにかくうまい!! ツヤツヤのご飯に、タレにからまった存在感抜群の豚肉! 豚肉の脂がご飯に染みだし、またタレとからみ合う! そこで豚肉がまた存在感を主張し始める! 温泉玉子付きなら収拾がつかない!!
終わらない……いや、いつかは終わるが、終わるまで終わらない豚丼カーニバルなのだ!! さらに、「ヘルシー? 知ったこっちゃねーよ」と心まで強くなる美味さなのである! 豚丼は温玉つきでも533円だ。このクオリティでこの価格は、北海道最強CPグルメと言っても過言ではあるまい!!
・薬味を山椒に戻してほしい
唯一、苦言を呈するならば、備え付けの薬味が七味唐辛子であることだ。もちろん合うのだが、数年前までの山椒の方がこの豚丼とは完全に相性が良かった。“マイ山椒” を持ち歩いていた時期もあったが、備え付けの方が、出先で豚丼を食べるときなどはありがたいし、何より絶対にうまい。
・ホットシェフコーナーがない店舗もある
旅先では、美味しそうだけど高かったり、行きたいけど場所がわからなかったりする場合が多々ある。その点でもセイコーマートの豚丼は、強くオススメできる。ただし、全ての店舗にホットシェフコーナーがあるわけではないので注意してほしい。
参考リンク:セイコーマート
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼これが『ホットシェフ』コーナーだ!
▼寿司まである店舗も!
▼できたてだから、フタをしてあるだけだ。
▼豚肉の多さに驚け!
▼豚丼カーニバル開幕だ!!