知る人ぞ知る “激堅” お菓子、その名も「堅パン(かたぱん)」。名前はパンだが、練乳の甘さが素朴で優しい味わいの焼菓子だ。歴史古き北九州の名産品で、“大正末期に官営八幡製鐵所が従業員のための食品として独特の原料と製法により開発したもの” であるという。
そんな堅パンだが、結論から言うと、とにかく堅い。とんでもなく堅い。前歯が弾け飛びそうなほど堅いのだ。パッケージにも「たいへん堅い商品ですので、歯の弱い方は、ご注意ください」と書いてある。はたしてどれだけ堅いのか。検証してみたぞ!
・体重60kgオーバーの人間が乗っても耐えられるのか?
どのようにして “この堅さ” を分かりやすく伝えようか色々と考えた結果、とりあえずシンプルに乗ってみることにした。4枚の堅パンをビニール袋に入れて、その上に脚立を置き、体重60kgオーバーの人間が乗っても耐えられるのかを検証してみたのだ。
・もしも「堅-1グランプリ」が開催されたら優勝間違いなしの実力
堅パンと私の体重のタイマン勝負、勝つのはどっちだ!? 結論から言うと、やはり堅パンは堅かった。圧倒的な堅さである。4枚中、1枚は割れてしまったが、堅パンの堅さを証明するには十分すぎる試合結果。もしも「堅-1グランプリ」が開催されたら優勝間違いなしの実力だ! もちろんその後、実験に使った堅パンはおいしくいただきました。
・日持ちがきくので災害に備えての非常食・保存食にもなる
ちなみに、勝負に負けたのは私でも堅パンでもなく……予想外の結末になったことも付記しておきたい。まさかリングが壊れるとは。なお、堅パンは元々保存食品としても知られているので日持ちがきく。災害に備えての非常食・保存食にもなるぞ! 興味のある人は一度試してみてはいかがだろうか。
参考リンク:くろがね堅パン
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
▼「たいへん堅い」だけじゃわからない! わかりやすく伝えたい!
▼そこで袋に入れて4枚並べみた。
▼その上に脚立を置く。
▼この日の体重は63.7kg。
▼ゆっくりと乗ってみる。堅パンはビクともしない!
▼足を浮かせても大丈夫だ! 実験成功か!?
▼と思われた次の瞬間!
▼脚立が壊れたでござる。
▼1枚は割れてしまったが3枚は無事だ! もちろんこの後美味しくいただきました。