2014年5月12日、ついにブラジルW杯に挑む日本代表メンバーが発表された。真っ先に名前を読み上げられたのが、ザックジャパンの絶対的守護神として君臨してきたゴールキーパーの川島永嗣選手だ。
サッカーファンであれば当然彼のことは知っているが、どういった選手なのか知らない人もいるだろう。そこで今回は、彼のことを動画「Tribute to Eiji Kawashima」と合わせてご紹介するぞ! あまり目にする機会がない所属クラブでのプレーは必見だ!
・川島選手とは
1983年3月20日生まれの31歳。大宮アルディージャでプロデビューし、名古屋グランパス、川崎フロンターレを経て、2010年の南アフリカW杯後にベルギーのリールセSKに移籍。現在は同じベルギーのスタンダール・リエージュに所属している。
・堪能な語学
これまで日本人 GK が海外で活躍することはほとんどなかった。キーパーは仲間に指示を出すのも重要な役割であるため、言葉の壁がそこにはあったのだ。しかし川島選手は早い段階から独学で語学を学ぶことで対応。
今では英語、オランダ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語を話すことができるという。どれくらい堪能かというと、ベルギーへ移籍した際には通訳をつけず、英語とオランダ語で入団会見を行なったほどだ。
・プレースタイル
動画を見るとわかるが、魂のこもったプレーが川島選手の持ち味。勇気ある飛び出しで数々のピンチを救っている。スーパーセーブの後に見せる「ドヤ顔」も気迫の現れであり、彼の魅力のひとつだ。
・W杯直前に正GKへ
川島選手が日本代表の正 GK の座を射止めたのは、2010年南アフリカW杯の直前に行なわれたイングランド戦。好調なパフォーマンスが評価されると、本大会をレギュラーとして迎え、ベスト16の立役者となったのだった。
前回W杯から4年の時を経て、日本の守護神として欠かせない存在に成長した川島選手。サッカー王国・ブラジルの地でも魂のこもったプレーで日本ゴールを死守してくれるに違いない。
▼魂のこもったプレーが持ち味だ
▼このPKで正GKの座を射止めた
▼リールセ入団時には英語とオランダ語で挨拶した川島選手(1:17〜)
▼語学が堪能な川島選手