2014-04-29_171526

映画やドラマの宣伝で「製作費○億円!!」と言われることがある。確かにスゴイことだが、逆に言うと、お金がなければ、いい作品は作れないってこと? ……否(いな)!! いま、中華圏でお金をかけないドラマの撮影方法が編み出されたと話題になっている。

「21世紀にコレかよ!?」と言いたくなるが、逆に一周回って目からウロコ! その方法は、早速、動画「Ladies in a carriage – unexpectedly」で確認だ!!

この映像は、登場人物の服装から見て中華圏の時代劇のようだ。駕籠(かご)には、身分が高い女性が乗っている。そして、駕籠に寄り添うように2人の女性が歩いているようだ。

次から次へと流れていく駕籠の外の景色。景色を見る限り、結構なスピードで進んでいるようなのだのだが、ここでカメラがグーッッと引くと……何じゃコリャー!? 駕籠も2人の女優も1ミリも歩いていなかった! もちろんCGなどの特殊効果も使っていない。

詳しくは動画で確認してほしいが、彼らは人海戦術を用いた画期的な方法で、あの映像を作り上げていたのである。

この映像を見たネットユーザーも、

「なにこれ!!」
「クッソ笑った! すばらしい低予算感」
「あははは!! 笑い死ぬ!」
「この発想はなかったわ」
「これこそプロの犯行!!」
「誰に教わったんだよ!?」

と、大絶賛だ。

アマチュアでも簡単なCG動画を作ることができる今日この頃。つい何でも「CGでしょ?」と片付けてしまいがちだ。過去に、すでに同様の撮影方法が用いられたこともあったかもしれないが、改めてこんな創意工夫を見ると、目からウロコが落ちるようである。

なお、このドラマの詳細は不明だ。一説によると、台湾で撮影されたものだと言われている。一体、作品はどんな風に仕上がったのだろうか? 是非とも完成版が見てみたいぞ!

参照元:YouTube、Facebook 廃人倶楽部
執筆:沢井メグ
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