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現在飛ぶ鳥を落とす勢いで快進撃を続ける、アイドルユニット「仮面女子」。メンバー全員が仮面をつけ、基本的に素顔を見せない異色アイドルとして、活躍している彼女たち。

2014年4月より、東京MXで2つの冠番組(「磨けよ乙女ッ!~Shining Magic~」、「おにぎり×仮面女子のツボ」)を持つに至っている。さらに4月16日から半年間、東京・秋葉原駅の電気街口に、彼女たちの巨大看板が出現しているのだ。だが、あまりにもデカすぎて、真下の回転寿司屋さんのイメージキャラのようにしか見えない……。いい加減、事務所は加減を考えろよッ!

・2年前は極貧だった

元々彼女たちは劇場さえ持たない極貧地下アイドルであった。2012年3月の取材当時、仮面女子の主要メンバーが所属する「アリス十番」の8名(当時)は、全員合わせた所持金がわずか5002円しかなかった。そのとき月給が1万円にも満たないメンバーもいたのである。

・2013年オリコンチャート4位の快挙

それがパセラリゾーツAKIBA マルチエンターテインメントに常設劇場を持つようになり、今ではここで毎日ライブができるようになっている。また、2013年12月には、人気ビジュアルバンド「SID(シド)」のカバーシングルで、オリコンウィークリーチャート4位にランクイン。5万枚をセールス。さらにさらに、その同月27日にはSIDの前座として日本武道館に出演している。

・誰も今を予測できなかった

まさかあの貧乏アイドルがここまで成長するとは、誰が予想できたであろうか? 明日の暮らしさえままならないような状況から、よくぞここまでのし上がってきたと感心する。地上波で彼女たちの姿を見る日が来るとは……(涙)。

・誰に聞いてんだッ!?

秋葉原に出現した看板も凄まじい。近くの国民的アイドルのカフェがあるというのに、「ワタシタチ 国民的アイドル ニ ナレマスカ?」と掲げてる。誰に聞いてんだよ! 大体アイドルなのに仮面つけてるから誰が誰かわからないじゃないか。しかも、回転寿司屋さんの真上に意味不明の看板掲げてるから、寿司屋のイメージキャラのPRか? と思わざるを得ない。

・社長を問い詰めたい

これは彼女たちにプラスになってんのか? 事務所もそろそろ考えよう、ウン。半年間も看板を上げるなら、どんな風にしたら効果的なのか、真面目に考えよう。社長を小一時間問い詰めたいくらいだ……。

執筆: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24

▼秋葉原駅電気街口に、仮面女子看板出現
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▼デカいのは良いのだが……
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▼回転寿司屋さんのイメージキャラのように見えるのだが……
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▼極貧時代の映像。メンバーの一人、森カノンちゃんはこのとき所持金がゼロだった