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野球解説者の野村克也氏は、2014年4月3日東京・秋葉原で行われたアイドルユニット「仮面女子」のライブに出演した。この日ノムさんは終始ご機嫌で、彼女たちの無茶ブリともいえるリクエストに次々と応じたのである。

若干やり過ぎではないか? そう思える場面も多々あったのだが、それに便乗して、記者(私)もわがままを聞いてもらったのである。ノムさんの投球を受けてみたいということで、キャッチャーマスクとミット、ボールを持参。そしてお願いしたところ、引き受けてくれたのである。ノムさん、マジ感謝です。ありがとうございます!

・終始ご満悦のノムさん

実はノムさん、最近の定期検診で医師にホルモンバランスが崩れていると指摘を受けたそうだ。できるだけ若い子のそばにいた方がいいとのアドバイスを受け、この日はたっぷり若い子の近くにいることができ、終始ご満悦だったのである。

・1球お願い

そのどさくさに紛れて、ボールを渡し、1球お願いした次第だ。我ながら厚かましいと思う。だが、こんなお願いができることは、もうないかもしれないと思い、ずうずうしくもリクエスト。報道陣の「お前誰?」という視線も無視して、ミットを構えた。

・まさかのエラー

その1球目。あろうことか、私はミットのおさめることができず、後ろにそらしてしまったのである。オーマイガーッ! お願いしておいてソレはないだろ! と自分でも思った。最低すぎる。「やるなら一発で決めろよ、マジで時間押してんだから。それよりお前誰だよ?」という、さらなる報道陣の視線をよそに、もう一度投球をお願いした。ノムさん、これまた快諾。本当にすみません、ノムさん。

・報道陣の冷たい視線

次はヘボい私でもとりやすいように、ふんわりと投げてくれた。もう落とす訳にはいかない、そう思い何とかミットでキャッチ。へっぴり腰でボールを受ける私に、ノムさんはあたたかく微笑んでくれたのである。しかし、報道陣からの「マジでウザい。大体お前は誰なんだよッ!」という視線からは、これ以上逃れようがなかった。関係者の皆さん、押してる時間をさらに押してしまってすみませんでした……。

取材協力: アリスプロジェクト
Report: 佐藤英典
Photo: Rocketnews24

▼ライブ中、キャッチャーマスクを被ったまま寝てしまった。しかもノムさんの横で……
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▼囲み取材終了後に、投球のお願い。ノムさんは快く引き受けてくれた。ありがとうございます!
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▼本当に投げてくれたのに……
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▼まさかのエラー! 自分でもありえねええッ!
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▼ずうずうしくもう一度お願い。まだやんのか? という他のメディアの視線が痛い
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▼今度は無事にキャッチ
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▼ノムさん、ありがとうございました。ノムさんの笑顔が救いです……
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