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千葉県流山市でちょっと変わった企画がスタートし、ネット上で注目を集めている。同市は若者の恋する気持ちに賛同して、「恋届」を受け付ける窓口を設置したのだ。

なんでも映画のロケ地として協力したことを記念してとのこと。この企画を運営しているマーケティング課にお話を聞いたところ、市民だけが対象ではなく、日本はもとより海外からも利用が可能。しかも実在しない人物と恋愛中でも利用することが可能なのだとか。これはッ!?

・恋届受付

これは2014年5月10日より公開予定の映画『百瀬、こっちを向いて。』のロケ地として、流山市が協力したことを記念に行われている企画である。すでに特設サイトが公開されており、同市のトップページから「「恋届」受付」をクリックするとそのサイトにアクセスできる。恋届には次のような内容を記入する。

・恋届に記入する内容

氏名 届出本人と、恋人または恋人にしたい人
相手は恋人と認めている 「認めている」「認めていない」など4つの項目から選択
告白予定日 年月日と共に伝え方を記入
そのほか、出会いの場所や出会いの日時など

・あくまでも記念

合計8つの項目を埋め、最後に受付印を押すことになる。ただし課の担当者によると、これは何かを証明するためのものではなく、恋愛中であることの記念として利用してもらいたいとのことだ。市役所に行けば、マーケティング課で押印してもらえるそうだ。土日などは、夜間受付通用口に受付印が置かれているので、自分で押印することになるという。詳しくは同市の特設サイトをご覧頂きたい。

・ウェブ上で利用も可能

これはあくまでも恋愛の記念であり、婚姻届のように役所が証明する類のものではない。したがって、恋をしている相手が漫画やアニメのキャラクターでも芸能人でも問題はないだろう。また、役所に行けなくても、ウェブ上で完結することもできる。必要項目を入力すると、確認画面ですでに押印されたものが表示されるのでプリントアウトすれば完成だ。

悶絶するような恋心に胸を焦がしている方は、ぜひとも利用してみよう。届け、お前のアツい想いッ!!

参照元: 流山市「恋届」
執筆: 佐藤英典

▼ウェブ上のサービスの記入例。これをプリントアウトすれば、恋届を手元におくことができる。受付を完了すると、プリントアウトできないので注意
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