2013年12月にオリコンウィークリーチャートで4位を記録し、初週5万枚を売り上げた地下アイドル「仮面女子」のメンバーであり、ヘドバンアイドルユニット「アリス十番」のセンターを務める立花あんなさんに殺害予告が届いた。その容疑者が2月16日に逮捕されたことが明らかになった。
同日、所属事務所のアリスプロジェクトは記者会見を開き、事件の経緯について明らかにした。それによると、福井県の容疑者はTwitterでフォローしてもらえなかったことの腹いせとして、殺害をほのめかす書き込みを繰り返していたようである。
・2013年5月から繰り返し投稿
同事務所の発表によると、最初に犯行を匂わせる投稿が行われたのは、2013年5月だったという。その後も投稿が繰り返され、日時指定の殺害予告が7月に行われた。彼女たちの活動する劇場で犯行を行う意志を明確に表示した内容だったそうだ。
・11月に任意同行を求められて警告
そこで事務所は警察に相談。その後、8月に被害届を出すに至っている。投稿はそれからも続き、9月・11月に再び日時指定の犯行予告が投稿された。実は11月の段階で容疑者を特定していた警察は、このとき容疑者に任意同行を求め、このような書き込みをしないように警告。
・事務所の訴えを聞かず再び投稿
だが、12月の日本武道館でライブで、再度犯行予告を投稿したために、逮捕されるに至った。事務所の話では、Twitterでフォローしてもらえなかったため、少しでも彼女の気をひくつもりで、過激な投稿を繰り返すようになったようだ。
・フォローしてもらえなかったのが一番の要因か?
11月に任意同行された際に、事務所関係者は彼と接見したそうだ。それでこうようなこと(殺害予告などの嫌がらせ)を止めるように訴えている。だが容疑者は、その日のうちに犯行をほのめかす投稿を行っていたという。接見した関係者によると、容疑者はどこにでもいる感じの普通の青年で、殺害予告などするような人物に見えなかったそうである。何が彼をそこまで駆り立てたのだろうか? 今度の捜査の行方が気になるところだ。
参照元: アリスプロジェクト
Photo: Rocketnews24
▼沈痛な面持ちで記者の質問に答える、アリス十番のメンバー、立花あんなさん
▼事務所関係者の訴えを受けたその日のうちに、投稿された容疑者のブログ