サッカーの試合は、原則として天候によって開催が左右されることはない。落雷や台風など、よほどの悪条件でなく選手や観戦者の安全が保証されるのであれば、予定通りに行なわれる。
そんな中、ヨーロッパのとある試合が強風のもと行なわれ、とんでもないミラクルが起きたと話題になっている。その様子は動画「Extreme wind takes the goal kick back out for a corner (Bristol Rovers v Newport County League Two)」で確認可能だ!
・イングランドでの出来事
話題になっている珍事が起きたのは、2014年1月25日に行なわれたイングランド・リーグ2(4部に相当)のブリストル・ローヴァーズFC vs ニューポート・カウンティAFCの試合だ。
・一連の流れ
動画は、白のブリストルが攻め、黄のニューポートのゴールキックから再開する場面だ。ゴールキーパーがピッチにボールを置き、大きく蹴り出すのだが……なんとボールは上空で強風により押し戻され、ペナルティーエリア付近まで戻ってきてしまう。
慌ててディフェンスが戻り、対応しようとするものの、スピンがかかったボールはゴールラインを割ってしまうぞ。追い風に乗って想像以上の伸びをすることはよくあるが、押し戻されるシーンはなかなか見ない。
・免れた最悪のケース
風に流されて最悪なのは、それがオウンゴールに繋がってしまうことだ。以前ご紹介した「風に流されて自殺点」となったシーンは、目も当てられないほどのヒドさであった。今回はそうならなかっただけでもまだいい方か。
ちなみに試合の方は、ホームのブリストルが3ー1でニューポートに勝利。ニューポートは、風に押し戻された場面で失点をしなかったものの、アウェーの洗礼を浴びせられる形となった。
▼これはめずらしい!
▼こちらは試合のハイライト