2014年1月14日、コンビニチェーンの「ファミリーマート」は、人気漫画『キン肉マン』とコラボ中華まん「キン肉まん」を発売した。
ファミリーマートではこれまでに「ウォーズまん」、「ラーメンまん」が発売! 原作者のゆでたまご先生監修とあって、ビジュアルはかなりのクオリティだった。主役の「キン肉まん」はどれほどのものなのだろうか? 実際に確かめてみた!
・キン肉マンの顔をした「キン肉まん」
発売当日、「キン肉まんくださぁぁぁい!」とファミリーマートに駆け込んでみた。すると、レジ横にひときわ黄色い肉まんを発見。そう、これが満を持して発売となった「キン肉まん」だ。
・キン肉マンを赤ちゃんにしたようなビジュアル
実は発売前から、インターネット上で「想像していたのと違う」と言われていた「キン肉まん」。確かに、丸くデフォルメされた顔は漫画やアニメのキン肉マンとは異なるビジュアルである。
実際に商品を手にとってみたところ、確かによく知っているキン肉マンとは違う。口が小さく鼻がないためだろうか? だが、丸くコロコロした顔は「キン肉マンを赤ちゃんにしたらこんな感じなのでは?」とも思えてくる。そう思うと、だんだん可愛く見えてくるぞ!
・具は上品な味わい
そして、今回の具はキン肉マンも大好きな牛丼である。赤ワインに漬け込み柔らかくしたオーストラリア産の牛肉を醤油、砂糖、みりんでじっくり煮込んだ上品な味付けである。これはご飯がススムくんだ。
・しかし皮との相性はいまひとつ
だが、ひとつ残念だったのは具が八宝菜のように妙にドロリとしていたことである。白いご飯ならこのトロミが合うのかもしれない。しかし、それが肉まんの皮となると、モチモチの皮にドロドロした具は全体的にもったりとして、相性が良いとは言いがたい。食感は坦坦麺が入った「ラーメンまん」に似ていた。
・「キン肉スグル」に泣いた
そして注目したいのは、キン肉まんのシートである。シートにあるキャラ説明では「キン肉まん」ではなく「キン肉スグル」と書かれていた。そう! キン肉マンとは通称。彼の本名は「キン肉スグル」。繰り返す、キン肉マンの名前は「キン肉スグル」だ。
そうね、あなたスグルちゃんだったわねぇ……きちんと本名を表記している点にファミマのこだわりを感じることができた。
デフォルメされたビジュアルは好き嫌いが分かれるところかもしれないが、泣いても笑ってもキン肉まんは全国のファミマで100万個の限定販売。気になる人は一度、その姿を確認してみてほしい。
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼キン肉まん
▼なんだか赤ちゃんみたいな顔!
▼普通の肉まんと比べると少しこぶりだ
▼横顔
▼ちゃんと「肉」マークもついているぞ!
▼少しトロミをおさえた方が皮との相性が良かったかもしれない