2013年10月12日、セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージがついに始まった。レギュラーシーズン優勝チームへの挑戦権を懸け、先に2勝を目指して戦う。
そんな大事な戦いの初戦で、なんとボールボーイがフェアグラウンドに乱入する事件が起きたと話題になっているぞ! 今回は、その驚愕の様子を動画と合わせてご紹介したい。
・甲子園での出来事
事件が起きたのは甲子園球場で行なわれた阪神タイガース vs 広島東洋カープの試合だ。阪神のルーキー・藤波晋太郎投手と広島のエース・前田健太投手の先発で始まった試合だが、衝撃のシーンは5回表にやってきた。
・一連の流れ
攻撃する広島に対して、守る阪神。そのシーンを簡潔に表すと次のようになる……
広島・丸選手が外角ストレートを打つ → レフト方向にフライが上がる → 猛ダッシュでボールを追う阪神の守備陣 → 目測を誤ったボールボーイが椅子を持って乱入 → レフトのマートン選手は慌ててブレーキ → 鳥谷選手が後ろ向きでなんとかキャッチ
……といった流れだ。ボールボーイは守備の邪魔になってはいけないというとっさの判断だったのだろうが、逆に落下点付近に近づいてしまうことになった。
・救われたボールボーイ
目測を誤ってしまったボールボーイだが、鳥谷選手のファインプレーに救われた。仮に守備の邪魔になっていたら、ノーアウト1塁からピンチは広がり、甲子園に詰めかけた大勢の阪神ファンを激怒させていたに違いない。
・ボールボーイの乱入に対するネットユーザーの反応
「なにしてんだよwww」
「ボールボーイしっかりしてww」
「どうしてこうなった」
「ボールボーイが椅子持って乱入した時はさすがに爆笑しました」
「ひとりだけヘルメットかぶっとるやんけ笑笑笑」
「ナイスキャッチ!!さすが、ボールボーイも超一流??」
「フェアゾーンに落ちてきたボールを何故かボールボーイが追ってるくらいだし風すごかったんだろうなあ」
などなど。突然の乱入に驚いたのと、思わず笑ってしまったというコメントが多数。甲子園の浜風が想定外に強かったのではないか、というボールボーイを擁護する声も見られたぞ。
ボールボーイが自分の仕事を精一杯こなし、偶然起きためずらしいシーンであるが、鳥谷選手の「ファインプレー」が光っていたのは間違いない。何より誰も怪我をせずに無事だったことが幸いだ。