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日本球界で活躍した韓国人の抑え投手といえば、起亜タイガースの宣銅烈(ソン・ドンヨル)監督、シカゴ・カブス所属の林昌勇(イム・チャンヨン)投手が有名だ。両者とも速球を武器に、守護神としてチームに貢献したことは記憶に新しい。

そんな中、韓国球界No.1ストッパーが来季日本でプレーをするかもしれないと話題になっているぞ。ということで今回は、ノビのあるストレートが最大の武器である彼のピッチングを動画と共にご紹介したい。

・韓国球界No.1ストッパー

日本球界入りが噂されているのは、呉昇桓(オ・スンファン)投手だ。1982年7月15日生まれの31歳で、現在は三星ライオンズに所属している。韓国プロ野球のセーブ記録を保持しており、もちろん3月に行われたWBCにも代表選手として出場した。

・ノビのあるストレート

身長178センチと投手としては大きくないが、体重が92キロとガッシリしている呉昇桓投手。オーバースローから投げ下ろされるストレートはMAX157キロと高速で、糸を引いたようにミットに届く光景は美しいぞ!

シカゴ・カブスに所属している藤川球児投手のストレートに似た軌道は、球がホップしているようにも見える。また、ノビがあるため、球速以上の速さを感じる打者は振り遅れてしまう。

・獲得に動くと思われる球団

呉昇桓投手に興味を示している球団は、阪神タイガース、オリックス・バッファローズ、楽天イーグルス、中日ドラゴンズと数多い。特に阪神タイガースはGMが渡韓し、視察するほど熱が入っており、7億円を準備しているという噂もある。

・呉昇桓投手に対するネットユーザーの声

「WBCの時は中々いいストレート投げてたよな。」
「オ・スンファンのストレートかっこいー!」
「呉昇桓のストレートは確かに今の日本人にはない素晴らしいストレートであると思うが、サファテのそれに似てるんだよな。」
「呉昇桓は正直、日本でも見てみたい。ただ、別に阪神じゃなくてもいい。」
「いーんじゃない。そんだけの金あったらバレンティンほしいけどw」

などなど。能力が高く、日本球界で見てみたいという声がある一方で、マネーゲームをするくらいなら必要ないという声も多数。特に阪神ファンと思われる意見は、守護神よりも大砲の獲得を希望している声が多かった。

呉昇桓投手は国際舞台の経験も多く、その実力は日本でも通用するといわれている。いずれかの球団が獲得するのは濃厚で、美しいストレートが日本で見られる日はそう遠くないだろう。

参照元:YouTubeSANSPO.COM
執筆:原田たかし

▼美しいストレート!
http://www.youtube.com/watch?v=Er06ryAaN-I
▼中日時代の宣銅烈さんの投球

▼ヤクルト時代の林昌勇投手