freekick

フリーキックはサッカーにおいて重要な得点源であり、選手の見せ所でもある。カーブをかけ、弧を描いて決まるものは美しく、無回転のブレ球がどこにいくかわからない軌道で決まるのも魅力的だ。

しかし、見ていて一番スカッとするのは、弾丸シュートがネットに突き刺さるシーンではないだろうか。そこで今回は、威力と正確さを兼ね備えたフリーキックを蹴る選手を「勝手にベスト10」として動画と共にご紹介したい。

【恐ろしいフリーキックを蹴る名手トップ10】

10:本田圭佑(日本代表)
日本が世界に誇るフリーキッカー。無回転だけではなく、強烈なボールを蹴ることもできる。2010年の南アフリカW杯のデンマーク戦で披露したフリーキックは、今も色褪せることはない。

9:エドゥー(元ブラジル代表)
横浜フリューゲルスに在籍した経歴があるブラジル人MF。左足から繰り出される強烈なシュートが持ち味で、プレースキックにも定評があった。1994年にジュビロ磐田戦で決めた40m弾は、今でも記憶に残っている人も多いのではないか。

8:フッキ(ブラジル代表)
Jリーグから世界に羽ばたいたストライカー。日本代表がブラジル代表と対戦する際、注目する人も多いであろう選手だ。左足からの弾丸シュートを得意としており、フリーキックからでも威力あるシュートを放つことができる。

7:アレックス(元ブラジル代表)
フランスのパリ・サンジェルマンFCに所属するブラジル人DF。攻撃センスにも非凡なものがあり、強烈なキック力を持っている。他の有名選手に比べると知名度は劣るが、そのキック力は世界屈指だ。

6:イブラヒモビッチ (スウェーデン代表)
世界トップレベルの点取り屋。195センチの長身ながら、テコンドーで培った足技を活かしたテクニックも持っている。その恵まれた身体から放たれるシュートは破壊力バツグンだ!

5:アドリアーノ(元ブラジル代表)
有り余る才能を発揮できずに引退したフラジルの異端児。酒に溺れ、繰り返す夜遊びなどで大成することはなかった。ただ、「重戦車」とも言われたその身体と恐怖を与えるほど威力を持った左足は一級品であった。

4:ロナルド・クーマン(元オランダ代表)
元祖・強烈なキックを持った選手といえばこの人だろう。DFながら高い得点能力を持ち合わせており、ミドルシュートやフリーキックを得意としていた。また、PKも得意としており、キッカーを任されることが多かった。

3:クリスティアーノ・ロナウド (ポルトガル代表)
シュート力はもちろん、正確無比なキックを持っている。無回転、カーブ、弾丸……といった多くのバリエーションに富んだ技術を持っており、状況によってキックを使い分けることができる。現役で世界ナンバーワンともいえるフリーキッカーだ。

2:ミハイロビッチ(元ユーゴスラビア代表)
フリーキックの名手といえばこの人だろう。フリーキックのみでハットトリックを達成したこともある。威力のあるシュートに加え、正確なプレースキックを生み出す左足は「グランシニストラ(偉大なる左足)」と呼ばれた。

1:ロベルト・カルロス(元ブラジル代表)
栄えある1位はご存知「ロベカル」だ。物理学者の研究対象にもなったフリーキックはもちろん、丸太のような左足から放たれるシュートの虜になった人も多いのではないか。

フリーキック時に見せる独特の助走距離からのシュートはロベカルならではで、壁を作る相手を震えあがらせるほどの威力を持っていた。「悪魔の左足」や「凶器の弾丸」と呼ばれていたその破壊力は必見だ!

以上が勝手にランキングベスト10だ。個人で好みは違うかもしれないが、研究対象にもなったフリーキックを蹴ったロベルト・カルロス選手は、誰が選んでも上位に入ってくるだろう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼本田圭佑:日本が誇る強烈フリーキッカー

▼こちらはW杯でのフリーキック

▼エドゥー:このシーンを覚えている人も多いはずだ

▼フッキ:ボールが変な方向へ曲がっている!?

▼アレックス:ドッカンフリーキック

▼イブラヒモビッチ:圧倒的速度だ

▼アドリアーノ:重戦車のキックはやばい

▼ロナルド・クーマン:元祖強烈キッカーといえばこの人

▼C・ロナウド:力強さだけではなく正確さも兼ね備えている

▼ミハイロビッチ:フリーキックの名手

▼ロベルト・カルロス:恐怖のフリーキックNO1はやはりこの人!

▼殺人的間接フリーキック