空港でWiFiを借りた人がある人は要注意! 本日5月27日、海外WiFiなら「イモトのWiFi」でおなじみのエクスコムグローバル株式会社が衝撃的な事実を発表した。同社のサーバーに外部からの不正アクセスがあり、10万9112件もの個人情報が流出したというのである。
流出した具体的な個人情報は、カード名義人名、カード番号、カード有効期限、セキュリティコード、申込者住所の5点である。はっきり言ってクレジットカード情報 “全て” といっても過言ではない。自分の情報は流出しているのか? どのように対処すればいいのか? エクスコムグローバル株式会社に聞いてみた!
まず、同社の「不正アクセスによるお客様情報流出に関するお知らせとお詫び」には、2011年3月7日~2013年4月23日に海外WiFiの申し込みをした人が流出対象であると書いてある。
・どのように確かめればいい? → 電話すれば教えてくれる
だが、果たして本当に自分の情報が流出しているのか。どのように確かめればいいのかを電話にて聞いてみたところ……
「お客様問い合わせ窓口に電話してもらえれば、流出している該当者なのかどうかを調べ、お伝えします」
とのこと。電話しなければならないのだ。
・私の個人情報も漏れていた! 同僚のも!
かく言う私(筆者)も、今年の3月に「イモトのWiFi」を利用していたこともあり、調べてもらうと……「該当者です」との答え。同じく、4月に利用した同僚も「該当者です」との答えであった。
・どのように対処すればいい? → クレジットカード会社に問い合わせて下さい
私と同僚の情報が流出しているのは分かった。では、どのように対処すればいいのかを聞いてみると、「クレジットカード会社に問い合わせてほしい」との答えである。結局のところ、対処するのはクレジットカード会社なのだという。よって、該当者なのかどうかを伝えるしかできないらしい。
・クレジットカード番号の変更を推奨
それでは、クレジットカード会社に問い合わせたとしたら、どのような対処になるのかと聞いてみたところ、「おそらくクレジットカード番号の変更を推奨される」とのこと。いずれにしても、クレジットカード会社に問い合わせて欲しいとのことだ。
・電話で問い合わせずに流出したかどうか知る手段
ちなみに、もしもエクスコムグローバル株式会社に問い合わせずに、自分の情報が流出しているのかどうかを知る手段としては、
・クレジットカード会社に問い合わせる
・クレジットカードが何らかの悪用をされたときに、クレジットカード会社から何らかの連絡が来るのを待つ
……しかないとの返答であった。つまりは、自分の情報が流出しているのかどうかを知る手段としては、
・エクスコムグローバル株式会社に電話をする
・クレジットカード会社に電話をする
・悪用された時に自分で気づくか、クレジットカード会社から連絡が来る
の3つのみだ。
・お詫びのクーポンに「いらねえよ!」の声も
なお、エクスコムグローバル株式会社は流出した該当者に対し、それぞれ「不正アクセスによるお客様情報流出に関するお知らせとお詫び」と題されたメールを送っている。そこには、
・お詫びとして、次回の利用お申し込み時に使える【3000円割引の特別優待券(クーポン)】を6月上旬に、メールアドレス宛に発行する
と書いてあるが、個人情報が流出した数名のユーザーたちからは「そんなもんいらねえよ!」との声があがっていたのも事実である。いずれにしても、まずは自分の個人情報が流出しているのか問い合わせたほうがよいだろう。
参照元:エクスコムグローバル株式会社
執筆:GO
▼これがお詫びメールだ!