stop

クルマを運転しているとき、前方に「止まれ」の看板が出ていても、ついついうっかり見落とすこともある。特に高速運転中は見落としやすい。だがしかし……前方の空間に、車体よりはるかに大きい巨大な「STOP」の文字がボワワンと浮かび上がっていたとしたら! 見落とさない。絶対に見落とさないぞ!!

そんな効果絶大な新型道路標識を紹介した動画が、クルマ好きの間でちょっとした話題になっている。Youtubeに投稿された動画のタイトルは「A tight fit」だ!!

・水とレーザーでできている
「突然進路に現れる標識」があるはオーストラリアのシドニー市。これほど巨大な標識を必要なときにサっと出せる理由は、標識が水とレーザーによってできているためだ。トンネルの幅いっぱいに広がった「水の膜」にレーザーを照射することにより、巨大なSTOPサインを出せるのだ。

・トラックのトンネル事故を防ぐための実験
このユニークな道路標識は、トラックのトンネル事故を防ぐために2007年からオーストラリアで行われている実験のひとつ。レーザー・ビームを使用しての演出が得意なLaservision社によって制作された。動画に映っているのは「シドニーハーバートンネル」の標識だが、ほかにもいくつかの標識が同市内には設置されているそうだ。

もはや実力行使で強制的に停車させているように見えなくもないが、事故が減ればそれに越したことはない。なにより近未来チックでカッコイイではないか。もしかしたら、いつの日か日本の道路にも登場するかもしれない。期待大!

参照元:YouTube

▼0:49〜あたりに注目!