遊園地は子どもにとって夢の国だ。どうして、遊園地に行くだけでワクワクするのだろう? 遊園地という空間が、人からワクワクする気持ちを引き出すのかもしれない。
・「ここが遊園地の入口なのか?」
だが、フィリピン・セブ島にはちっともワクワクできない遊園地がある。あまりにもワクワクしないので、気分を落ち着かせたいときに行くといいかもしれない。まず最初に、安っぽいゲートが来る者をお迎えする。
・予想外のお出迎え
ゲートを通過した瞬間、人の家を発見した。その間わずか2秒。え……? と言いながらも記者(私)がココを遊園地と勘違いしたのかもしれない。もう一度ゲートを確認する。だが紛れもなくココは遊園地だ!
・ブランコとジェットコースター
子どものときに必ず一度は乗ったブランコ。軸の柱を中心に遠心力をはたらかせてクルクル回るアレだ。だがこの遊園地では洗濯物を干す場所としても活用されている。
・安全装置らしきものは一切見当たらない
また、ココのジェットコースターもハンパではない。なぜなら、今にもレールもシートも壊れそうな造りなのだ。安全装置らしきものはいっさい見あたらない。走行中にいつ破壊するかわからない不安と恐怖の超特急!
・スタッフは寝ている
ある意味、世界最恐の絶叫マシンと云えるだろう…。しかもよく見ると、係員がジェットコースターの下で寝ている。これは営業時間前なので、リラックスしているのだろう。
・カップルに最適「お化け屋敷」
間違いなく誰もがこのお化け屋敷に入った瞬間、声をあげるハズだ。なぜなら中に人が住んでいるからである。さらに洗濯物まで干してある。しかもニワトリまで飼っている。
※追記(5月19日 18時14分付け)
この遊園地の平日の営業時間は17時〜で、休日はもう少し早い時間から営業スタート。また、この遊園地は移動式のため、現在は更地となっている。
■今回紹介した遊園地
名前:LECIAN Grand Carnaval
住所:Center of Mandaue City near in Park Mall, Cebu Island,The Philippines
Photo:RocketNews24
▼こちらがゲート
▼ゲートにはディズニーのドナルドダックとミッキーマウスの写真が飾られていた。
▼こちらが洗濯物干しのブランコである
▼ジェットコースター
▼こちらのお化け屋敷には人が住んでいる
▼ニワトリまで飼っている
▼しかもお化け屋敷の入口には洗濯物が干してある。
▼クルクル回る遊具
▼しかも近くにはゴミが散乱している。
▼吹き抜けのテントの下ではテレビに興じる子供たちがいた。
▼園内のド真ん中では犬が寝ていた。
▼トラックのタイヤ止めを再利用した輪投げのコーナー。
▼「WALL OF DEATH(死の壁)」というアトラクションを見つけた
▼遊園地のシンボル、観覧車
▼操縦用の機械はエンジンむき出し。
▼ヤンキーの絵
▼ゲームセンターを意識してか、古いゲーム機が置いている。
▼「一日何人くらい来園しますか?」と訊くと「1000人くらいね」と返していた。
▼「もっとお客さんが来てほしいわ。何かいいプランはないかしら?」と、こぼしていた売り子のアミー(Amie)